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九頭竜川水系の洪水浸水区域公表 国交省、複数箇所の堤防決壊想定

福井新聞ONLINE 6月15日(水)8時33分配信

 国土交通省福井河川国道事務所は14日、想定最大規模の雨が降った場合の九頭竜川水系(福井市など)と、北川水系(福井県小浜市など)の国直轄区間の洪水浸水想定区域を公表した。九頭竜川水系では、坂井市の西部や福井市中心部などが含まれている。関係市町は今後、「早期の避難が必要な区域」を示したハザードマップを作成する。

 2015年の水防法改正で、洪水浸水に至る想定降雨量が増えたのに合わせ、区域を見直した。5~10メートル未満、3~5メートル未満、0・5~3メートル未満、0・5メートル未満の4ランクに分けた。

 九頭竜川水系は九頭竜川と日野川で関係市町は福井、坂井、あわら市、永平寺町。上流域の2日間の雨量を540~697ミリとし、河川の複数箇所の堤防が決壊したとの想定で区域を定めた。

 坂井市では九頭竜川の右岸を中心に広がっており、福井市では同川と日野川を挟み込むような区域になっている。また官公庁や国道8号、JR北陸線なども含まれている。

 北川水系は北川と遠敷川で関係市町は小浜市、若狭町。上流域の5時間の雨量を280ミリとした。JR小浜線や国道27号が一部入っており、下流ほどエリアは広がっている。

 家屋が倒壊したり流失したりする可能性がある区域も定めた。

 想定区域の図は同事務所のホームページで公開しており、五十川政志副所長は「大雨のとき、住民には今回の想定区域を念頭に置いて迅速に避難してほしい」と話している。

福井新聞社

最終更新:6月15日(水)8時33分

福井新聞ONLINE