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長崎の離島限定、地域通貨に全国初の電子決済

qBiz 西日本新聞経済電子版 6月15日(水)11時30分配信

 長崎県内の離島限定で使えるプレミアム付き商品券「しまとく通貨」に10月から、携帯電話を使った代金決済システムが全国の地域通貨で初めて導入される。発行元「しま共通地域通貨発行委員会」が13日発表した。主に利用者のスマートフォン画面に店側が電子スタンプを押して決済、精算する仕組み。紙の通貨の印刷費など、25%相当のコスト削減が見込めるという。

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 しまとく通貨は2013年度から発行。千円券6枚つづりを5千円で販売し、15年度は約89万セットを売り上げた。壱岐と五島列島の約千店舗で宿泊代などとして使えるが、紙の通貨は離島への配送費や換金事務の手間がかかっている。

 電子化では、J&Jギフト(東京)とギフティ(同)が共同提供するシステムを採用。利用者は専用ウェブページで登録後、通貨販売店で現金を支払って引換証をもらう。引換証の2次元コードをスマホで読み取り、利用可能額などを確認する。利用期限は引換証購入から2週間。購入履歴などのデータも蓄積されるため、委員会は島の観光客誘客にも活用したいとしている。紙の通貨は9月までに廃止する。

西日本新聞社

最終更新:6月15日(水)11時30分

qBiz 西日本新聞経済電子版