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【ブラジル】ブラジルの若者 6割超が1度以上の強盗被害

サンパウロ新聞 6月15日(水)2時44分配信

 ブラジル研修センター(Nube)が、全国の15歳から26歳までの若者1万8244人を対象に行った調査で、60%以上が少なくとも1度は強盗の被害に遭った経験があるという結果が出た。23.22%にあたる4237人は1度かそれ以上被害に遭っており、、「一度だけ」と回答した人は5652人(30.98%)に上る。国内メディアが報じた。

 Nube研修アナリストのマルセロ・クーニャ氏によると、こうした暴力の原因は様々だといい、「敵対的な環境で育った人からの刺激や、少ない求人、教育システムの欠陥、または遺伝的な要因が関係することもある」と説明する。

 実際に被害に遭った人のほか、「強盗に襲われたが、逃げ切れた」という、危険な目に遭遇した若者も7.12%に達している。

 11.07%(2019人)は、「襲われた事はないが、目撃した事はある」と回答している。この場合、最良の手段は強盗に立ち向かうのではなく、助けを求め、警察に通報する事が不可欠だという。 

 「こうした状況に直面した事がない」と答えた人は27.61%(5037人)。しかしながら、刑事司法と公共保安の市民評議会が1月に発表した2015年の国際ランキングによると、ブラジルは世界で最も暴力事件が多い都市が多く含まれる国となっている。

 そのため、こうした状況を避けるために、知らない場所や人通りの少ない通り、薄暗い場所では注意する、公共の場所で携帯電話のような貴重品を見せびらかさない、人通りの多い場所では体の前でカバンや袋を両腕で抱える、見知らぬ人から声を掛けられた際に注意する事などが勧められている。

 もし襲われた場合は、「抵抗せず、貴重品を隠さず、すぐに手渡す。できるだけはやく警察に通報し、被害届を提出する。あなたの命は、いかなる貴重品よりも大切だ」とクーニャ氏は付け加えている。

2016年6月9日付

サンパウロ新聞

最終更新:6月15日(水)2時44分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。