ここから本文です

マランツのAVアンプ「NR1607」は、リビング用途を意識した薄型。 簡単設定で使いやすさを徹底追究

Stereo Sound ONLINE 6月15日(水)12時44分配信

ドルビーアトモスとDTS:Xにも対応する

 マランツの薄型AVアンプに、最新モデルの「NR1607」が加わった。定価¥85,000(税別)で7月中旬の発売を予定している。

 同社の薄型AVアンプは2005年のNR1501以来、基本機能の向上はもちろん、各種機能を追加しながら着実に進化してきた。特にそのサイズからリビングシアターで使われることも多く、NR1607ではプレミアムリビングオーディオとしても使ってもらえるような提案を盛り込んだという。

 マランツでは、薄型とは言えNR1607のような単体コンポーネントを導入しようという人は基本的にはマニア層であり、そういった音にこだわりのある人が使っても満足できる製品を狙っている。

 それが最新フォーマットのドルビーアトモスとDTS:X(アップデート対応、時期は未定)のデコード機能であり、次世代メディアを見据えて著作権保護技術のHDCP2.2や4K/60p、HDR信号にも対応を果たしている。

 さらにハイレゾについても、ネットワークとUSB経由で最大192kHz/24ビットのFLACや96kHz/24ビットのアップルロスレス、DSD 5.6MHzの再生も楽しめるなど、充実した内容だ(ギャップレス再生も可能)。

音質が良くなる改良のみ施してきた

 音質面では定格出力50W×7のフルディスクリート・パワーアンプを搭載し、サラウンドバックやトップスピーカーを含めた全チャンネル同一クォリティを実現している。5chで使用する場合はフロントスピーカーのバイアンプ駆動も可能となっている。

 音質関連では、7chフルディスクリート・パワーアンプを搭載し、全チャンネル同一構成を死守している。さらに限られた予算の中でどこを改善するかにも知恵を絞っており、新しいパーツは常に試し、音質がよくなったら採用するというスタンスで開発を続けたそうだ。

 その結果として、DC/DCコンバーターをより高音質なパーツに変更し、同時にデジタルの影響を抑えるためにノイズカット用のセラミックコンデンサーを配置した。その他、スイッチング電源を倍速タイプとして動作周波数を可聴帯域外に持って行く、インシュレーターを上級機と同等にしてS/Nを改善するといった改良が加えられている。

1/2ページ

最終更新:6月15日(水)12時44分

Stereo Sound ONLINE