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地村夫妻同級生15人が支援組織入り 「一致団結して拉致解決へ」

福井新聞ONLINE 6月15日(水)18時23分配信

 北朝鮮による拉致・特定失踪者問題の支援組織「救う会福井」のメンバーに、福井県小浜市の拉致被害者、地村保志さん・富貴恵さん夫妻=ともに(61)=の地元の同級生15人が加わり、新たなスタートを切ることになった。森本信二会長(60)は「メンバーは帰国後の地村夫妻を支えてきた仲間。一致団結して拉致の解決に向けて活動していきたい」と意気込んでいる。

 同会は地村夫妻が帰国する前の1998年に発足。県内各地で集会や署名活動を行い、世論を喚起してきた。今年3月末で、池田欣一さん(93)が会長を退任。4月からは保志さんの小中学校の同級生で、同会の事務局長だった森本さんが会長を務めている。池田さんは顧問に就いた。

 5月27日に小浜市内で森本会長をはじめ、地村夫妻の同級生が集まり会合を開いた。そこで同級生15人の会への参加や、副会長や事務局長、幹事などの役職を決め、活動を展開していくことにした。

 新たな会則も設け「拉致された日本人を救出するための全国協議会、特定失踪者問題調査会への活動協力を行い、趣旨を同じくする団体と協力する」などと、会の目的を明文化した。

 同会は5月21日、若狭町で開かれた「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」で署名活動を行った。この時には、森本会長ら同級生とともに、保志さんも署名活動に参加した。

 森本会長は「地村夫妻以外にも拉致被害者は大勢いる。全員が帰国を果たすまでは解決にはならない」と強調。「拉致の風化が進む中、同級生たちと活動の輪を広げ市民、県民、国民の理解を得ていきたい」と話している。

福井新聞社

最終更新:6月15日(水)18時23分

福井新聞ONLINE