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シャラポワ不服申し立て、判決はリオ五輪前<女子テニス>

tennis365.net 6月15日(水)10時47分配信

マリア・シャラポワ

女子テニスで元世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)は14日、先週に国際テニス連盟(ITF)から下された2年間の出場停止処分を不服とする申し立てを、スイスのローザンヌに拠点を置くスポーツ調停裁判所(CAS)に控訴し、来月開催されるリオ・オリンピック前に判決が下される見込みとなった。

マレー シャラポワ「処分当然」

シャラポワはその申し立てで、ITFから下された処分の撤回や減刑を求めている。1月の全豪オープン期間中に受けたドーピング検査で、メルドニウムの陽性反応が出ていた。メルドニウムは今年の1月1日から新たに禁止薬物に指定された物質であるが、シャラポワは全豪オープンで全ての試合前にメルドニウムを服用していたことが分かっている。

CASが語ったところによると、両者は遅くとも7月18日には正式な処分が決まる迅速承認制度を了解している。もし今回の処分が否決されたら、8月5日から開催されるリオ・オリンピックにシャラポワは参加が可能となる。

CASは公聴会を開くかどうかはまだ決まってはいないと語っている。

グランドスラムで5度優勝しているシャラポワは、先週の時点で今回の処分に控訴する姿勢を見せていた。

ITFが選出した3人の陪審員の裁判によると、メルドニウムが禁止薬物に指定されたことを知らなかったために、故意に違反を犯したのではないことは認めながらも、今回の陽性反応に対して「唯一の義務」と「とても明らかな過ち」をシャラポワは負わなければならないとも語った。

そしてその陪審員は「パフォーマンスを向上する目的のために」その物質を服用したとする数々の要因があると述べていた。

シャラポワの顧問弁護士であるJ・ハガーティ弁護士は「マリア(シャラポワ)は、控訴に対するCASの公聴会を期待しており、再びコートへ復帰出来ると願っている。ITFの裁判が彼女が故意に違反行為を犯したのではないと判断していたことから、2年の出場停止処分は不当で厳し過ぎると感じている」と話した。

3月初旬にシャラポワ自身がロサンゼルスで開いた会見で、ドーピング検査の陽性反応が出たことを公にした直前から、暫定的に公式戦への出場を禁止された。その時は、世界反ドーピング機構が今年の1月1日からメルドネートとしても知られるメルドニウムを新たに禁止薬物に指定したことを知らなかったとも語っていた。

全豪オープン期間中のドーピング検査に加え、2月2日にモスクワで行った抜き打ち検査でも、シャラポワはメルドニウムの陽性反応が出たことをITFは公表していた。

29歳のシャラポワに今回の処分を実行されると、それは2018年1月25日に終了することになり、今年のオリンピックはもちろん8度のグランドスラムに出場出来ない計算となる。

シャラポワは、通常心臓疾患のために用いられるラトビアで製造されたこのメルドニウムを初めて処方されたのは2006年にさかのぼると語っていた。最悪の場合、シャラポワは最長4年の出場停止処分が下される可能性があった。

(STATS - AP)

tennis365.net

最終更新:6月15日(水)10時49分

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