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10%取水制限16日から利根川水系 さらに減少で取水制限20%も

埼玉新聞 6月15日(水)10時32分配信

 埼玉県を含む関東6都県に水を供給する利根川上流のダム8カ所の貯水率が37%と低下していることを受け、国土交通省関東地方整備局などでつくる利根川水系渇水対策連絡協議会は14日、さいたま市内で会合を開き、10%の取水制限を16日午前9時から実施すると決めた。取水制限を実施するのは3年ぶり。

 整備局は家庭での水道使用に大きな影響はないとしている。ただ今後も晴天や高気温が続いて貯水量がさらに減少した際には、取水制限を20%に強化することも決定。20%以上とすれば1996年以来で、農業用水の使い方などにも影響が出る恐れもあるという。

 整備局によると、利根川上流のダム郡の貯水量は13日現在、約1億7千万立方メートル。貯水率が37%まで低下し、現在の8ダム体制になった1992年以来、この時期として最低となっている。今後も少雨の状態が続く見込みで、農業用水など水利用の需要期を迎えることから、取水を10%制限する。

 県では県渇水対策本部を開設し、関係市町村などに対し節水要請などを行う。

最終更新:6月15日(水)10時32分

埼玉新聞