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四国IL選抜、ジャッカルズとのタイブレーク制す 北米遠征通算3勝2敗に

Full-Count 6/15(水) 22:34配信

北米遠征第5戦でジャッカルズと対戦

 現在、北米強豪独立リーグ「キャナディアン・アメリカンリーグ(以下、キャンナムリーグ)」の公式戦参戦中の「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。サセックスカウンティー・マイナーズとの4連戦を2勝2敗で終え、移動日で英気を養った後の第5戦は、キャンナムリーグでロックランド・ボールダーズと激しい首位争いを演じているニュージャージー・ジャッカルズと対戦した。

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 昨年の対戦成績は1勝2敗。彼らにとって正念場ともいえる3連戦初戦は14日20時05分(日本時間15日8時5分)から、ニュージャージー州リトルフォースのヨギ・ベラスタジアムで行われた。

 第1戦先発で5回1失点と好投した香川オリーブガイナーズの右サイドハンド・原田宥希がこの日、中4日で再びカード初戦の先発を任された。外角ギリギリにコントロールされた130キロ中盤のストレートとキレのあるスライダーでストライクを先行。捕手からボールを受け取るや否や、すぐに投球動作に入るテンポの速さ。これが強打ニュージャージー・ジャッカルズ打撃陣のタイミングを大いに狂わせた。

 4回まではわずか59球で無失点。5回裏2死からは相手の2番に甘く入ったストレートを捉えられ先制本塁打を許し、6回裏にも1死三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、6回で92球を投げ、打者25人に対し被安打4、奪三振5、与四死球2、2失点と先発投手としての役割を十二分に果たした。

 そして6回表、通常の概念にとらわれない「KABUKI SPIRITS!」を掲げる「四国アイランドリーグplus ALL STARS」、通称「カブキJAPAN」打線がついに「勝機一瞬」をとらえた。

打線同様、集中力光ったリリーフ陣

 先頭の9番橋本球史(徳島インディゴソックス)が四球で出塁すると、北米遠征ではじめて1番に座った林敬宏(愛媛マンダリンパイレーツ)が確実に犠打を決めチャンスを拡大。その後、2死二、三塁から連日活躍を見せている4番・ザック・コルビー(高知ファイティングドッグス)が左打席に立った。

 勝負は1球で決まった。インコースやや真ん中寄りのストレートに逆らわずショートの頭を越える執念の逆転タイムリー。ここに失策も絡みなおも2死二塁から5番小林義弘(徳島インディゴソックス)も初球攻撃。強い二塁への当たりが失策を呼び込み一挙3得点。この場面における積極性、集中力の高さは見事だった。

 原田を継いだリリーフ陣も打線同様の集中力が光った。リーグきっての速球派・佐藤 宏樹(愛媛マンダリンパイレーツ)も8回裏に同点本塁打を許すも、7回から2イニングを投げて3奪三振。9回裏には最速149キロの高知ファイティングドッグスの守護神・平良成がアウト3つを全て三振で仕留める圧巻の内容。

 さらに10回裏には北米遠征5試合中4試合目の登板となった鉄腕・間曽晃平(香川オリーブガイナーズ)が抑えて、試合は延長11回。無死二塁からの「10回からの継続打順・タイブレーク制」で決着をつけることになった。

 カブキJAPANの攻撃は2番・四ツ谷良輔(愛媛マンダリンパイレーツ)から。ここで四谷は二ゴロで確実にランナーを三塁まで進めると、松澤裕介(香川オリーブガイナーズ)、ザック、小林の3、4、5番がこれぞ「勝機一瞬」をつかみ取る三連打。特に1死一、二塁から5番小林が打った左中間2点二塁打は、キャンナムリーグ首位のニュージャージー・ジャッカルズの兜を脱がす決定的一打となっている。

 その裏は、間曽がタイブレーク制で背負った二塁走者は大勢に影響なし。我慢強く抑える投手陣にクリーンナップが応え、3試合ぶりの北米遠征3勝目。次の試合へ向けて勢いを乗せる勝利になった。

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最終更新:6/16(木) 17:02

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