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東京地裁で靖国神社爆発物設置事件初公判

ハンギョレ新聞 6月15日(水)6時54分配信

右翼が「極刑にせよ」と嫌韓デモ

 「何度でも言います。チョン・チャンハンというテロリストを極刑にせよ!」

 「これがヘイトスピーチ(人種嫌悪集会)だという人がいるなら、前に出て来い!」

 14日午後1時、日本の主な行政機関が集まる東京霞ケ関。 前日の雨でひっそりしていた都心の静寂は、右翼の喧しい拡声器の声に破られた。昨年11月、東京の靖国神社内のトイレに爆発物を設置して爆発させた容疑で拘束起訴された韓国人チョン・チャンハン氏(28)の初公判に合わせて、10人余りの日本の右翼が押し寄せたためだ。

 在特会(在日特権を許さない市民の会)を結成し、日本国内のヘイトスピーチを主導してきた桜井誠氏(44)はこの日、東京地裁前で拡声器を通じて「チョンは『ザイニチ』(在日同胞)ではなく韓国本国から来た韓国人だ。韓国は国家全体が立ち上がって日本にテロを起こそうとしている。ヘイトスピーチ(人種嫌悪集会)だ何だという言葉に負けてはいけない」と声を張り上げた。先月末「ヘイトスピーチ対策法」が制定された後、大規模な嫌韓集会を開くことが難しくなった日本の右翼が、チョン氏の公判を口実に奇襲集会を開いた。この日、日本右翼が動員した車両には「日韓断交、韓国粉砕」などと書かれていた。

 この日午後に開かれたチョン氏の初公判には、今回の事件に対する日本社会の関心を示すように、傍聴券を得ようとする人の長蛇の列が出来た。裁判所側は法廷内騒乱を憂慮してか、100人を超える傍聴者が入場できる大型法廷ではなく、傍聴席が17席しかない429号小型法廷を割り振り市民の入場を抑えた。

 チョン氏は昨年11月23日、靖国神社の南門付近のトイレに爆発物を設置し爆発させた容疑で警察の捜査線上に上がり、2週間後に日本に再入国して電撃逮捕された。日本のマスコミは、チョン氏が「最初の事件で期待した社会的関心を集められなかったために、今度は圧力鍋爆弾を作り靖国神社本殿で爆発させようとした」と陳述したと報道した。

東京/キル・ユンヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月15日(水)6時54分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。