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王者チリが辛くも決勝T進出…サンチェス2得点などでパナマとの乱打戦制す

SOCCER KING 6月15日(水)10時58分配信

 コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016のグループステージ第3戦が14日に行われ、チリ代表とパナマ代表が対戦した。

 グループDはアルゼンチン、チリ、パナマ、ボリビアの4カ国が所属する。大会連覇を目指すチリは初戦でアルゼンチンに敗戦。第2戦のボリビア戦は“疑惑の判定”で得たPKにより、土壇場で勝ち点3を手にした。一方、パナマは初戦でボリビアを下したものの、第2戦のアルゼンチン戦では0-5の大敗。両チームともに1勝1敗でこの試合を迎え、直接対決でグループステージ突破を争うこととなった。なお、得失点差が4あるため、引き分けの場合はチリが2位で決勝トーナメント進出となる。チリは前線にDFホセ・ペドロ・フエンサリダを起用。一方、パナマはDFフェリペ・バロイやFWブラス・ペレスら主力選手が軒並み出場停止となり、FWロベルト・ヌルセとFWルイス・テハダが2トップを組む。

 試合は開始早々にスコアが動く。5分、高い位置でボールを奪うとヌルセ、テハダとつなぎ右サイドのミゲル・カマルゴがミドルシュート。無回転シュートにGKクラウディオ・ブラボは意表を突かれる格好となり、ボールは両手で触れたもののゴール左下に決まった。パナマが先にリードを奪う展開となった。

 しかし、チリもすぐさまスコアをタイに戻す。15分、中盤でアルトゥーロ・ビダルがパスを受けると、アレクシス・サンチェスがビダルとのワンツーからエリア内に進入してシュート。GKハイメ・ペネドは一度弾いたが、こぼれ球をエドゥアルド・バルガスが詰めて同点に追いついた。

 さらに前半終了間際の43分、中盤のビダルが左サイドにつなぐと、駆け上がってきたジャン・ボセジュールが左足クロスを供給する。これをE・バルガスが頭で沈め、勝ち越しに成功した。このまま2-1でチリがリードしてハーフタイムを迎える。

 1点を追うパナマはガブリエル・トーレスとアブディエル・アロージョを投入。開始早々にG・トーレスが高い位置でボールを奪うと、中央でパスを受けたアロージョがエリア手前左まで持ち込み左足シュートを放ったが、ここは枠の左へ外れてしまった。

 パナマが流れを変えるかと思われたが、ここでチリが重要な得点を決める。50分、前線でE・バルガスがロングボールを受けると、エリア内右からクロスを入れる。これをエリア内左のサンチェスが右足ボレーシュートでゴール左上に沈め、リードを2点に広げた。

 パナマは75分、右サイドでFKを獲得すると、途中出場のリカルド・ブイトラゴがクロスを入れる。ニアでチリのE・バルガスが触わったボールが後ろに流れると、最後はファーサイドのアロージョが頭で押し込みゴール。パナマが再び1点差に詰め寄った。

 チリは追い上げられる展開となったが、試合終了間際に決定的な得点を挙げる。89分、左サイドでパスを受けたフエンサリダがエリア左横からクロス。これをサンチェスがヘディングで決め、重要な4点目を奪った。このままチリが4-2でパナマを下し、決勝トーナメント進出を決めている。

 決勝トーナメントに進出したチリは18日に行われる準々決勝で、ベネズエラまたはメキシコと対戦する。

【スコア】
チリ代表 4-2 パナマ代表

【得点者】
0-1 5分 ミゲル・カマルゴ(パナマ代表)
1-1 15分 エドゥアルド・バルガス(チリ代表)
2-1 43分 エドゥアルド・バルガス(チリ代表)
3-1 50分 アレクシス・サンチェス(チリ代表)
3-2 75分 アブディエル・アロージョ(パナマ代表)
4-2 89分 アレクシス・サンチェス(チリ代表)

【グループD順位表】
(左から消化試合数/勝点/勝敗/得失点差)
1位 アルゼンチン 2/6/2勝/+6
2位 チリ 3/6/2勝1敗/+2
3位 パナマ 3/3/1勝2敗/-6
4位 ボリビア 2/0/2敗/-2

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最終更新:6月15日(水)12時8分

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