ここから本文です

アスカノロマンなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

netkeiba.com 6月16日(木)13時9分配信

 今週の栗東は13日の午前中が雨、14日と15日は晴れたり曇ったりの天気で、16日の午前中が雨。16日は調教時間も終わりに近いところで本降りになっているので、馬場に与える影響はほとんどなかった。また、13日以前の雨についても、14日が好天だったことで適度な湿り気になった感じ。むしろ走りやすい馬場という感じだった。

 気温は先週末ほどの暑さを感じることはなく、また適当に雨が降っていることもあって、蒸し暑さというところまではない。まだ夏負けしているという話もあまり聞かないし、今週末に30℃を超える暑さになるようなので、それ以降が本格的な夏バテシーズンになっていくのではないだろうか。

【坂路/4F51.9秒】
 15日。一番時計は50.6秒のルイ(栗東・森秀行厩舎)。4F50秒台はこの馬を含めて4頭。4F51秒台の頭数は先週よりは少なくなっているが、これは函館競馬場へ移動した馬がいることを考慮すれば、割合として先週とあまり変わらないくらい。ポメグラネイト(栗東・長浜博之厩舎)は3F目に11.5秒をマークしており、出そうと思えば速い時計が出る馬場であることは間違いないだろう。

 そんな中でも素晴らしい動きはダイシンサンダー(栗東・須貝尚介厩舎)。前走時も坂路で抜群の動きを見せていたが、それに拍車をかけるような今週の動き。2F23.8秒は1F11.9秒を2F持続しての数字。これを余力十分にマークするのだから、今が絶好調という表現で間違いないだろう。

 16日。一番時計は4F50.2秒のベルカント(栗東・角田晃一厩舎)。この馬に関しても、3F目が11.7秒と速いラップを刻んでいるので、時計が出やすい馬場状態に関しては15日と特に変わりないといった感じだった。

 この日はガリバルディ(栗東・藤原英昭厩舎)の動きが目立った。普段は最終追い切りをCWで行っているが、今回は坂路。この中間は坂路でラスト1F重点の動きを繰り返しているが、今回も3F目13.4秒から4F目12.1秒。この瞬発力は阪神マイルではかなりの武器となりそうなだけに、素質馬がようやくオープンでの勝利ということになるかも知れない。

 先週の馬場差が「-0.4秒」。今週は全体的な時計の出方を見ると、先週と同じような感じ。よって、8日、9日とも『-0.4秒』で馬場差を記録している。

【CW/5F66.5秒】
 15日。6Fで80秒を切った馬が10頭以上いるような時計が出やすい状態。6F標識から飛ばすとさすがに最後は止まり気味になるが、5F標識から速いラップを刻んでも最後まで踏ん張ることができる。前半をためて走れば、ラスト1Fで11秒台をマークすることはさほど難しくないような馬場だった。

 16日。別ニュースでお伝えしたラブリーデイの直後に追い切ったマイネルブロッケン(栗東・五十嵐忠男厩舎)。ナスノチドリを追いかける内容だったが、最後は外を回って、追われるとしっかりと前を捕まえて先着でゴール。その時計は6F83.0~5F67.3~4F53.0~3F39.3~1F11.7秒だったが、ラストに関しては、数字の上ではラブリーデイよりも速かったことになる。もちろん、こちらは手応えに余裕がない、一杯に追われた状態だったが、新馬でここまで動けるなら最高レベルに評価したいところ。

 平安Sで重賞2勝目を挙げ、帝王賞(6月29日・大井ダート2000m)でG1獲りを狙うアスカノロマン(栗東・川村禎彦厩舎)は単走追い切り。時計は6F85.5~5F71.2~4F57.0~3F42.5~1F13.9秒と遅いが、動きは明らかに前走よりも力強く、安定感が半端ない。相手は強くなるが、この馬の上昇ぶりにも注目してみたいところ。

 先週の馬場差が「-0.2秒」。先週から大きく変化したというわけではないが、適度な水分で時計が出やすい状態になっている印象。よって、15日、16日ともに『-0.4秒』で馬場差を記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週は芝馬場での追い切りを確認することができなかった。よって馬場差は15日、16日とも『±0.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場は最近では最も少ない追い切り頭数。先週の馬場がかなり時計が出たので、そのあたりを敬遠して、今週は同じトラックでもCコースを使っている厩舎が多くなっているのかも知れない。馬場差は15日、16日とも『-1.0秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

最終更新:6月16日(木)13時9分

netkeiba.com

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。