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尺八×マリンバ“世界最小オーケストラ”魅惑の競演

チケットぴあ 6月16日(木)11時38分配信

純邦楽のみならず、さまざまなジャンルとのコラボレーションで新たな時代を切り開いている尺八奏者の藤原道山と、5オクターブのマリンバを自在に操り、唯一無二の世界観を聴かせるSINSKEがスタートさせた“尺八とマリンバによる世界最小-オーケストラ”。今年で5周年を迎え、現在は初のヨーロッパ公演を含むアニバーサリー・ツアーを開催中だ。

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打楽器でありながら和音も出せ、メロディも弾けるマリンバ。そして“息・指・首”それぞれの加減による組み合わせ、あるいは楽器そのものの持つ個性や奏者のコンディションによっても無限に音色が変わる尺八の競演は実に魅力的。今や全国各地で完売続出の人気公演となっている。

そもそもの出会いは10数年前。テレビ番組での共演がきっかけで、その後とあるパーティーで主催者から“尺八と洋楽器で『BOLERO』を演奏してほしい”との依頼があり「この組み合わせなら絶対にイケる!と思って声を掛けたのがSINSKEさんでした。ただ単に、楽器と楽器の組み合わせが面白いから演るのではなく、この人の音楽が面白いから一緒に演ってみたい。そう思ったんです。彼の出してる音や音楽性、それからマリンバの新しい世界をどんどん広げていきたいという“想いそのもの”に共鳴した部分が大きいかもしれません」と藤原道山。

それは彼自身の尺八に対する想いも同様。「日本の楽器というと、どうしても特別感があると思うんですね。でも昔は琴も尺八も普通に生活の一部として鳴っていたはず。だから、僕が間に立つことで、そういういろんな楽器の音色や面白さをもっと“身近なもの”として伝えていけたらと思います」

4月には、これまでコンサート会場のみでしか手に入らなかった作品の中から、件の『BOLERO~尺八とマリンバのための~』をはじめ、オリジナル組曲『風神×雷神』のコンサート・バージョンなど選りすぐりの曲をまとめたベスト盤『Fifth anniverSary iiiii』も発表。そのアルバムからの曲はもちろん、今回のツアーでは5周年にちなんで『交響曲第5番「運命」』『ハンガリー舞曲第5番』や『TAKE FIVE』など“5”にまつわる曲も多数披露する予定とのこと。

「本当に彼のテクニックは凄いんです。何でも演ってくれるので、僕にとっては“それが当たり前”にもなっていますが、他のマリンバ奏者からは“普通の人には出来ないからね”と釘を刺されてもいます(笑)。そんな僕らの“音と音との会話や駆け引き”を是非、心と身体全体を使って感じて頂けたら嬉しいです」

公演はこの後、7月1日(金)福岡・電気ビルみらいホール、大分、関西方面で開催。福岡公演のチケットは発売中。

取材・文:なかしまさおり

最終更新:6月16日(木)11時38分

チケットぴあ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。