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花蓮県特産の紅もち米 生産量拡大目指し、Uターンする若者も/台湾

中央社フォーカス台湾 6月16日(木)11時35分配信

(台北 16日 中央社)東部・花蓮県光復郷タイバラン集落の特産品、紅もち米。炊いた米のつややかな深紅の美しさと豊かな香りで、消費者から広く愛されている。だが、生産量が少ないため、供給が間に合わないことも多い。地域では栽培規模を拡大させようと、農家に紅もち米の生産を積極的に呼び掛けている。これまでに10人の青年がUターンし、地元で農業に従事し始めた。

行政院農業委員会花蓮区農業改良場の黄鵬場長によると、紅もち米「花蓮22号」が完成したのは2012年。研究員の11年の努力の末に生まれた。アントシアニジンが豊富に含まれており、抗酸化力は普通の米の17倍に達する。

産地での販売価格は1キロ当たり160台湾元(約520円)以上。有機栽培のものは同250元(約800円)を超える。台湾全土での栽培面積は約40ヘクタールで、そのうち30ヘクタールを光復郷が擁する。

故郷に戻った青年は、農業のほかにまちづくりにも取り組んでいる。紅もち米の品質向上とレジャーイベントなどによる宣伝活動を通じ、生産額の増加を目指す。タイバランまちづくり協会の蕭明山総幹事は、生産量が増えれば、より多くの若者にUターン就農してもらえる誘因になるだろうと語った。

(陳政偉/編集:名切千絵)

最終更新:6月16日(木)11時35分

中央社フォーカス台湾