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函館市で震度6弱 気象庁が会見(全文1) 逆断層型で津波の心配はなし

THE PAGE 6月16日(木)18時48分配信

 16日午後2時21分ごろ、北海道函館市で震度6弱を観測する地震が起きた。これを受け、気象庁は午後3時45分から記者会見した。

【中継録画】函館市で震度6弱 気象庁が会見

かなり強い揺れの震度6を観測 津波の心配はない

読売新聞:幹事社の読売新聞です。お願いします。

青木:本日16日日14時21分ころ、北海道で最大震度6弱を観測する地震がありました。揺れの強かった地域では身の回りの状況を確認していただいて、身の安全を図っていただきたいと思います。また今後、今日と同程度の地震が発生する恐れもあります。今後の地震活動にも十分注意してください。それでは資料の説明にまいります。

 本日14時21分ころの地震でございますけども、最初に地震を検知した時刻は14時21分。地震が発生した時刻も同じく14時21分。マグニチュードは5.3。場所は内浦湾。深さは11キロでございます。発震機構は北東-南西方向に圧力軸を持つ逆断層型。観測された震度、北海道の函館市川汲町で震度6弱を観測しております。このほか北海道から東北地方にかけて震度5弱から1を観測しております。

 防災上の留意事項です。この地震による津波の心配はありません。揺れの強かった地域では家屋の倒壊、あるいは土砂災害などの危険性が高まっている恐れがありますので、今後の地震活動、あるいは降雨、雨の状況に十分注意していただきたいと思います。

 地震活動の状況です。今日のこの14時21分の地震を含めて、15時25分まで、震度1以上を観測する地震が3回発生しています。緊急地震速報の発表状況につきましては、この地震に対し、地震検知から9.3秒後の14時21分39.6秒に緊急地震速報の警報を発表しております。次のページにまいります。

 14時21分ころの内浦湾の地震の震度分布図になります。北海道から東北地方にかけて震度1以上観測しております。そのうち北海道川汲町のところで、ちょっと下のほうを写してください。川汲町で最大の震度6弱を観測したということになります。

 次のページに推計震度分布図になります。北海道、渡島地方ですけどもこの辺りを、川汲町の辺りを中心に強い揺れが推計されています。なおこのバツ印は速報震源ですが、暫定値で精査してる震源ですと、もう少し川汲町に近いところに震源が求まっております。

 次のページです。今回の地震の発震機構です。北東-南西方向に圧力軸を持つ逆断層型として決まって(※判別できず)おります。

 次のページが発生場所の詳細になります。発生場所は川汲町のちょっと沖合になりますけども、この場所で本日14時21分にマグニチュード5.3の地震が発生しました。なお、今朝、同じ場所でマグニチュード2.5、最大震度2を観測しております。一番下の図、地震活動の経過図を見ると今朝の9時前後に何回か地震が発生していて、このうち9時13分の地震では最大震度2を観測した。そして本日14時21分にはマグニチュード5.3、最大震度6弱の地震が発生したということになります。

 次のページです。周辺の過去の地震活動になります。この地方、四角で囲った辺りですけども、今回、マグニチュード5.3ですが過去、1923年以降を見るとマグニチュード5を超えているような地震はありませんでした。ですからこの範囲内で見ると今回の地震が最大のものになります。

 この付近の地震の特徴ですけども、例えば下の地震活動経過図で、1978年から1979年の辺りに少し何本か地震を示す棒が立っていると思いますけども、そこでは函館沖で比較的同じ規模の地震が、続発したというようなことがありました。特に渡島半島周辺ではこういった、同じぐらいの規模の地震が続発するという傾向を持ち合わせておりますので、今回の地震が必ずそうなるかどうかは分かりませんけども、今回の地震もそういう可能性も考えられるということになります。

 次のページが観測された長周期地震動階級の分布図です。渡島地方東部で長周期地震動階級の1が観測されております。

 その次のページ、発表した緊急地震速報の内容ですけども今回、緊急地震速報の第3報のところで警報を発表しております。地震の検知から9.3秒後になります。その次のページがこの資料の続きで、最後のページが緊急地震速報、警報を発表した地域と猶予時間を示した図になります。北海道から東北北部にかけての地域に緊急地震速報の警報を発表したということになります。

 今回の地震、渡島半島の辺りで時折、同程度の規模の地震が続発する地域でも発生しておりますので今後、当分の間は同程度の規模の地震が発生する恐れがあります。ただ今後の状況を見てみないとどれぐらい続くかとか、果たして本当に続発するのかとかいったことは分かりませんので、少なくとも1週間程度は様子を見てみないとなんともいえないということになります。

 資料の説明としては以上になりますけども、繰り返しますが今回、震度6弱を観測しております。かなり強い揺れを観測しておりますから、揺れの強かった地域では身の回りの状況を十分に確認して危険な所には立ち入らない、近寄らない、身の安全を図っていただきたいと思います。それから今後の地震活動にも十分注意していただきたいと思います。私からは以上です。

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最終更新:6月16日(木)21時0分

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