ここから本文です

県全域で植樹リレー 30年春の全国植樹祭・南相馬 

福島民報 6月16日(木)9時44分配信

 平成30年春に福島県南相馬市で開催される第69回全国植樹祭の成功に向け、県実行委員会は「森林(もり)とのきずなづくり植樹リレー」を県全域で展開する。実施主体の県森林・林業・緑化協会が4コースを設け、県内59市町村を巡る。このうち1コースを福島民報社が担う。18日のいわき市植樹祭をスタートに、2年がかりで実施する。15日に福島市で開いた総会で決めた。 
 リレーではコースごとに県産のマツ、ヒノキ、スギ、ブナで作った県土を表す木製プレートやバトンを各地の植樹祭や学校行事などの植樹活動で引き継ぎ、森林保全の機運を高める。 
 各会場に木製の短冊を置き、参加者に森づくりの思いや東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で傷ついた林業の再生への願いを寄せてもらう。ゴールの植樹祭会場にオブジェとして飾る。 
 総会では会長の内堀雅雄知事があいさつした。天皇、皇后両陛下が「お手植え」「お手播(ま)き」する樹種、大会テーマ・シンボルマークなどを決めた。 
 全国植樹祭の式典は震災の津波で被災した南相馬市原町区雫(しどけ)の海岸防災林で催す。大玉村に式典会場との中継や植樹を行うサテライト会場、福島、郡山、白河、会津若松の4市にPR会場を置く。 
 県内での開催は昭和45年の猪苗代町・天鏡台以来48年ぶり。
 
■59市町村応援プロジェクト連携事業に 
 平成28年度の事業計画では、福島民報社が「ふるさと大好き 59市町村応援プロジェクト」として4月から各市町村で展開している記念植樹をはじめ、各地方の植樹祭など24の事業が植樹祭の連携・応援イベントに位置付けられた。 
 59市町村応援プロジェクトは来年の福島民報創刊125周年記念事業の一環。県と県森林・林業・緑化協会、県造園建設業協会、県農林種苗農協などの協力を得て、森林や里山保全の意識を広めようと市町村に花や木を贈っている。植樹リレーとの連携は24日の泉崎村から始まる。 

福島民報社

最終更新:6月16日(木)12時15分

福島民報