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五十嵐孝司氏に『Bloodstained: Ritual of the Night』の手応えを聞く 「方向性が間違っていない」という自信が得られた【E3 2016】

ファミ通.com 6月16日(木)17時2分配信

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●開発状況は10%?
 2016年6月14日~16日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて、世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2016が開催。マイクロソフトブースで『Bloodstained: Ritual of the Night』の五十嵐孝司
氏にお話をうかがうことができた。以下、その模様をお届けしよう。

――『Bloodstained: Ritual of the Night』のプレイアブルデモを出展されていますが、手応えはいかがですか?

五十嵐 E3 2016の出展に合わせて体験版も出したのですが、遊んでくださった人たちが「いい」と言ってくださったので、やりたい方向が間違っていなかったかなと思っています。

――やりたい方向というのは?

五十嵐 今回は、大きく新しいことをするのではなくて、まずいままで楽しんでくれていた人たちが、さらにもう一度思い出して、もう1回たのしんでもらうということを主軸に置いているんですね。そのなかにちょっとずつ新しい要素を足していくというようなイメージでやっているのですが、そういうところで、「これはもう古いよ」というリアクションではなかったので、ほっとしました。

――五十嵐さんの期待どおりの反応?

五十嵐 期待どおりというか、期待以上でした。ちょっと古いシステムなので、「どうかな」という部分も多少はあったのですが、ユーザーさんが笑顔で帰っていくのを見て、「ああ、間違っていなかったんだな」というので安心しました。

――そんな中でも、とくに心掛けた点は?

五十嵐 確実にやっているのは、操作性をよくするというのは毎回やっています。そういう意味でも、今回も操作性をかなりよくしています。そういう部分でもうまくいっているだろうと思っています。

――そこをベースに新しい要素を取り入れつつ?

五十嵐 仕組み的にも、過去にあったものをさらによくしたというイメージで、ユーザーさんに訴えかけていくという方法を取っているのですが、それもうまくいっていると思っています。

――そこがきっちり評価されたということですね。

五十嵐 もちろん、それと同時に課題も見えてきました。たとえば、本当に瑣末なことなのですが、「このメニューのチュートリアルで……」といった点で、足りてない部分があるのをひしひしと感じています。

――大きな方向性は正しくて、きめ細かいところで調整が必要になる?

五十嵐 もっと細かく丁寧に作っていかないといけないということですね。まだ会期1日目なので、このあとまだ問題点が見えてくるかもしれませんが。

――そんな点も踏まえて、いまの完成状況は?

五十嵐 10%くらいかなあ。

――10%ですか?

五十嵐 いろいろできているところもあるのですが、10%くらいかなあと思っています。

――まだまだやりたりない?

五十嵐 基本のところを時間をかけて作らないといけないので、ここから一気に作っていくということを考えたときに、物量ができているのか? というと、そこまではできていない。ですが、基本のところは今回見てもらって、ベースラインはできているのかなというのを確認しているところでもあるので。

――システムや操作性の土台はできて、あとは建物を作っていくと?

五十嵐 そうです。そんなイメージで捉えていただければ。

――発売はいつくらいになりそうですか?

五十嵐 それは、難しい質問ですね(笑)。ノーコメントにしていただけると。

――最後に、本作を楽しみにしているファンにひと言お願いします。

五十嵐 今回E3で試遊台を出したのですが、kickstarterで60ドル以上出資してくれた方に、体験版をSteam経由で送ろうかと思っています。本当はこのタイミング(E3出展)で出したかったのですが、いろいろとありまして遅れてしまいましたが、近日中に配信できるように手はずを整えていこうかと思っています。それで、それを遊んでいただいて、『Bloodstained』の世界観なり、ゲーム性を楽しんでいただいたうえで、来るべき時をお待ちいただければと。まだまだこれからキャラクーも紹介されていきますし、徐々に情報もアップデートしていきます。バッカーへの報告は毎月していますので、そういうのをご覧いただきつつ、スルメをかじるように、ちょっとずつ楽しんでいただければ……と思います。

最終更新:6月16日(木)17時2分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。