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アナリストは投資対象のどこを見るのか

投信1 6月16日(木)20時25分配信

この記事の読みどころ

 ・ 証券業界にいるアナリストやファンドマネージャーは、投資対象となる企業のどこを見ているのでしょうか。
 ・ 外部から企業を見るにあたり、定量的な視点と定性的な視点の両方を欠かすわけにはいきません。アナリストはとかく、財務分析などの定量的な視点ばかりという印象もありますが、数字の裏にあるものが何かという定性的な分析の方が大切かもしれません。
 ・ 投資対象の企業の将来を知るには、その企業の将来あるべき姿と、それに近づくための道筋の理解が必要です。「将来」に対する見方が正しいかどうかの確度を高めるためには「現在」を理解することが大切であり、そのためにも、企業の過去のビジネスストーリー=ヒストリーに意識を向けてみることが最初の一歩になります。

企業調査を行うアナリストとファンドマネージャー

証券業界には、アナリストと呼ばれる人たちがいます。証券会社や機関投資家といった所属の違いや、誰に情報提供するかの違いなどはありますが、一言で言えば、「投資判断を下す人(投資家)に対し、投資対象となる企業(事業会社)についての情報を提供して、投資行動を促す」ことが仕事となります。

ファンドマネージャーと呼ばれる人たちもいます。顧客から資金を預かって運用をする人たちです。顧客の望む収益を上げるべく、日々多くの投資判断をしています。そのために、社内外のアナリストから得られる情報も活用しますし、ファンドマネージャー自身でも企業調査を行います。

アナリストやファンドマネージャーが行う企業調査には、決算説明会や会社説明会に参加するという方法がありますが、より詳しく調査したい時には、企業のマネジメントの方々と直接お会いして調査を行います。経験年数にもよりますが、延べ数で言えば、1人のアナリストが数百、数千社の面談をしているかと思います。

それでは、彼らは、投資対象となる企業の何を見ているのでしょうか。

外部から企業をどう見るか

先日、「外部から企業をどう見るか」というお題で、ある勉強会で講師をさせていただく機会がありました。私はアナリストとファンドマネージャーの両方を経験してきましたが、どちらのポジションであっても、「企業を見る時には、定量的な視点と定性的な視点の両方を欠かさずに企業を見ています」とお話しました。

定量的な視点とは、財務分析やコーポレートファイナンス面での分析などのことです。一方、定性的な視点とは、「経営の質はどうなのか」、「経営者、マネジメントは事業環境や金融環境をどう見ているのか」、ということです。

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最終更新:6月16日(木)22時55分

投信1

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