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3週間ぶり給食再開に笑顔 福井県若狭町、集団食中毒が終息

福井新聞ONLINE 6月16日(木)8時42分配信

 学校給食を原因とする集団食中毒の終息を受け福井県若狭町は15日、町給食センターによる給食を再開した。町内8小中学校の児童生徒ら約千人が23日ぶりに給食を食べた。

 集団食中毒は5月19日か20日の同センターの給食にノロウイルスが付着したことで発生し、2次感染者を含めて496人が症状を訴えた。

 同月23日以降、同センターは休止。自校式給食の4小学校を除く8小中学校の児童生徒らは、これまで代替食の菓子パンや果物、持参した弁当を昼食にしていた。

 町は13日、新たに症状を訴える児童生徒はいなくなったとして終息を宣言。センター内はトイレの手洗い場を自動水栓にし、調理場に手洗い場を2カ所増設するなど改修。衛生基準マニュアルの改訂、調理員確保といった再発防止対策を全て終えたことから同センターを稼働した。当面は加熱する料理を中心に提供する。

 約3週間ぶりの給食はカレーライス、野菜ソテー、オレンジゼリー、牛乳。三方中の生徒たちは「おいしい」などと談笑しながらほおばり、ほとんどの生徒が残さず食べていた。弁当持参も可能としていたが、出席した全生徒約210人が給食を食べ、中村正人校長は「栄養バランスも考えられた給食が再開されてほっとしている」と話していた。

福井新聞社

最終更新:6月16日(木)8時42分

福井新聞ONLINE