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U20日本代表 プール戦3連敗… 前王者NZは初めて4強入り逃す

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 6月16日(木)10時54分配信

 イングランドで開催されている「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2016」は、現地時間15日にプールステージの最終戦がおこなわれ、プールCのU20日本代表はU20アルゼンチン代表に20-39で惜敗し、3戦全敗となった。フランスと南アフリカを撃破して同組首位を走っていた南米の強豪チームに対し、日本の若者たちは最初の5分間で2連続トライを奪いリードしていたが、ボールをキープする時間が長かった相手に徐々に主導権を握られ、逆転負けした。

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 日本は立ち上がりがよく、前半3分、ゴール前でチャンスとなり、FWがピック&ゴーを重ねたあと左へ展開し、WTBアタアタ・モエアキオラが先制した。
 5分にはLO藤田達成のカウンターラックで攻めに転じ、左タッチライン沿いでパスをもらったNO8テビタ・タタフがパワフルに約45メートルを走り切り、10-0とした。

 日本は統率の取れたディフェンスでプレシャーをかけ続け、アルゼンチンを苦しめた。

 しかし、4年ぶりの準決勝進出へ向け負けられないアルゼンチンは17分、PRの中央突破からすばやくリサイクルして右へ展開し、防御網の裏に蹴ったボールを右WTBがゴールに運び、5点を奪い返した。
 アルゼンチンはさらに24分、スクラムから右へ展開し、ディフェンダーを引きつけてからの飛ばしパスで穴をあけ、14番が連続トライ。ゴール成功で逆転した。

 その後、互いにPGを1本ずつ決め、13-15でハーフタイムとなる。

 日本は後半もしつこくタックルを繰り返していたが、簡単には倒れない南米の男たちはオフロードパスも巧みに使いながらボールを継続し、後半早々にトライを奪う。56分(後半16分)にはゴール前スクラムからの攻撃できっちり得点し、リードを広げた。

 日本は62分にラインアウトモールで3トライ目を挙げ9点差に詰めたが、反撃はここまで。
 アルゼンチンはその約3分後、またもオフロードの連続でチャンスとなり、バックス展開でおとり走も効いて主将のCTBが抜けセーフティーリードにすると、75分にはPGで加点し、勝負を決めた。

 勝点を奪えずプールC最下位となった日本は、9位以下のトーナメントへ進むこととなり、現地時間20日に再びフランス(プールC3位=3位チームのなかでワースト)と対戦する。

 なお、4強入りしたのは各プールで全勝1位だったアイルランド、イングランド、アルゼンチンの3か国と、2位チームのなかで最も成績が良かった南アフリカ。

 前年王者のニュージーランドはプールAの2戦目でアイルランドに敗れ、1勝1敗で迎えた最終節のウェールズ戦は、2点を追う試合終了間際にPGを決め18-17で逆転勝ちして総勝点を10にしたものの、そのあとに試合をおこなった南アフリカが同じくベスト4のラスト枠を狙ったフランスを40-31で下し、5トライを挙げてボーナスポイントも獲得して総勝点を11にしたため、ニュージーランドの脱落が決まった。2008年から始まったこの大会(当時はIRBジュニアワールドチャンピオンシップ)で、U20ニュージーランド代表が4強入りを逃したのは初めて。

 準決勝の組み合わせは、イングランド×南アフリカ、アイルランド×アルゼンチンとなった。


<順位決定トーナメント/6月20日 組み合わせ>

▼準決勝
・アイルランド vs アルゼンチン
・イングランド vs 南アフリカ

▼5~8位トーナメント
・ニュージーランド vs ウェールズ
・スコットランド vs オーストラリア

▼9~12位トーナメント
・ジョージア vs イタリア
・フランス vs 日本

最終更新:6月16日(木)10時54分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)