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【動画解説】元気象庁予報官・饒村曜氏に聞く 第2弾 今年の夏はどうなる?

ウェザーマップ 6月16日(木)13時21分配信

ウェザーマップ

 16日、沖縄地方で梅雨明けの発表がありました。今年2016年の夏はどうなるのでしょうか。また、近年の雨の傾向とは。詳しく解説します。
 
 今年の夏は、全国的に気温が高くなります。東日本および北日本では、平年並みか平年より高く、西日本と沖縄地方では平年より高くなります。降水量の方は、全国的に平年並みか平年より多い、これが今年の夏の予想です。

近年、豪雨が増加している?

 近年、豪雨が確実に増えています。アメダスの1時間に80ミリ以上の強い雨が降った回数をグラフにしたものを見ると、アメダスの観測開始以来(1976年以来)、年によって多少増減があるのですが、平均すると確実に増えてきています。

 息苦しくなるような圧迫感がある雨が1時間に80ミリ以上の雨です。このような雨が降りますと、水しぶきで視界が悪くなります。昔から白い雨という言い方をしているのですが、辺り一面が水しぶきで真っ白になるというのが1時間に80ミリ以上の雨です(注)。当然、このような雨が降りますと車の運転は危険です。

 1時間に80ミリ以上の雨が降ると、大規模な土砂災害が発生しやすくなります。強い雨が降りますと、土砂崩れによって家が潰れる、あるいは、その下敷きとなって人が死ぬということが起きます。強い雨が降ったら、まず厳重警戒です。

 強い雨が降ったときは、まず、命を守る行動をとって欲しいという事です。命を守る行動というのは、強い雨が降っている時に「すぐ逃げる」というのではなく、強い雨が降っている時に「まず自分の身を守るために、一番安全度の高い所に逃げる」ということです。

 加えて、雨が止んでもすぐに警戒をとかないということです。土砂災害というのは、強い雨が止んでも、しばらくは危ない状態が続きます。したがって、雨が止んでも土砂災害に警戒継続、これが注意ポイントです。意外と、強い雨の時は警戒を強化しているために災害がおきないのですが、雨が止んだあと油断して災害に巻き込まれることがありますので、特に雨が止んだあとも、しばらくは警戒継続というのが重要だと思います。(気象予報士・饒村曜)

 (注)気象庁が平成12年から用いている予報用語では、1時間に80ミリ以上の雨を「猛烈な雨」、1時間に50ミリ以上、80ミリ未満の雨を「非常に激しい雨」と定義しています。

最終更新:6月17日(金)11時20分

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