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駅より気温5度低い熊谷ラグビー場に 知事、ラグビーW杯へ暑さ対策

埼玉新聞 6月16日(木)10時30分配信

 夏の暑さが厳しいことで知られる埼玉県熊谷市で2019年に開催されるラグビーのワールドカップ(W杯)に向け、県がW杯会場となる熊谷ラグビー場のある県熊谷スポーツ文化公園を暑さ対策「見本市」として、さまざまなヒートアイランド対策を講じることが15日、県議会の一般質問で明らかになった。大島和浩県議(県民)に対する答弁。

 熊谷市は07年8月16日、岐阜県多治見市と並び40・9度という国内最高気温(当時)を記録するなど、夏の暑さが厳しい。19年のラグビーW杯は9~11月に行われることから、県が文化公園でヒートアイランド対策のモデル事業を実施することにした。

 対策は「木陰の創出」「涼しさの体感」「水素エネルギーの活用」が3本柱。高木、中木、低木の並木を配置したり、冷却ミストも設置。遮熱性の高い舗装を整備し、路面に熱がこもらないようにする。試合に必要な電力は燃料電池で水素から発電し、環境負荷の少ないエネルギー利用を目指す。

 上田清司知事は「暑さの見本市にしていく企画を考える。熊谷駅に降り立つと35度だった気温が、熊谷ラグビー場では30度に感じる、このような肌で実感できる体感型のモデルを目指してみたい」と答えた。

最終更新:6月16日(木)10時30分

埼玉新聞