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裁判員裁判で初めて、少年への死刑判決が確定へ 極刑に至る判断の分かれ目は

BuzzFeed Japan 6月16日(木)19時43分配信

当時18歳だった少年に死刑を言い渡すかどうかが争点となっていた「石巻3人殺傷事件」で6月16日、最高裁は1審・2審の死刑判断を支持する判決を言い渡した。裁判員が審理した少年事件で下された死刑判決が、初めて確定することになる。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

事件は、2010年2月当時18歳の少年が、元交際相手の姉ら3人を刃物で刺し、うち2人を殺害したとして、殺人罪などに問われていた。

1審の仙台地裁は2010年11月、裁判員裁判として初めて、少年に死刑判決を出した。2審仙台高裁は1審判決を支持。最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)も1審・2審の死刑判決を支持し、上告を棄却した。

この1審判決は、2009年に裁判員裁判が始まって以来、少年(未成年)に対して死刑を言い渡した唯一の判決となっている。

少年の死刑をめぐるルール・基準は?

少年法では、18歳未満を死刑にすべきときには、死刑ではなく無期刑にする、という決まりがある。しかし18歳以上には、死刑を言い渡すことができる。

死刑の判断基準としては、最高裁が1983年に示した「永山基準」がある。

この基準では、動機や殺害手段、被害者の数、遺族感情、社会的影響、犯人の年齢などを考慮した結果、「極刑がやむをえないと認められる場合」には、死刑にできるとしている。

この「永山基準」以降、少年に死刑が求刑された事件で、死刑が確定したのはこれまで3件。合わせて5人だった。

光市母子殺害事件

2012年に確定した「光市母子殺害事件」の死刑判決。

これは1999年、当時18歳の少年が山口県光市で、23歳の主婦を窒息死させたうえで強姦。さらに、生後11カ月だった被害者の長女も窒息死させた事件だ。

最高裁は、犯行について「強姦及び殺人の強固な犯意の下で、何ら落ち度のない被害者らの尊厳を踏みにじり、生命を奪い去った犯行は、冷酷、残虐にして非人間的な所業」などと述べ、死刑判決を「是認せざるを得ない」と判断した。

なお、この事件については、裁判のやり直しを求める「再審請求」がされている。

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最終更新:6月16日(木)19時43分

BuzzFeed Japan

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