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舛添知事辞職 上田知事「常識と違う」、さいたま市長「説明不十分」

埼玉新聞 6月16日(木)10時30分配信

 東京都の舛添要一知事(67)は15日、政治資金流用問題などによる都政混乱の責任を取り、都議会議長に辞職願を提出した。都議会は本会議で、全会一致で同意、21日付の辞職が決定した。知事選は7月末か8月初めの見通しで、各党は後任候補選びを本格化させた。

 舛添氏は本会議で「これ以上都政の停滞を長引かせることは耐え難く、私が身を引くことが一番と考えた」と述べた。主要会派が不信任決議案を共同提出し、15日に可決する見通しになったことで決断したとみられる。在任期間は2年4カ月。都知事は前々任の石原慎太郎氏、前任の猪瀬直樹氏に続き、3代連続で任期途中の交代となった。

■理論と世の常識違う/上田清司埼玉県知事の話

 一連の流れの中で十分説明できないことが多く、(辞職は)やむを得ないと思う。東京五輪・パラリンピックへの影響はすごく心配している。舛添氏もそこを相当心配していたと思う。ただ、知事一人で準備をするわけではないので総力戦でやりたい。舛添氏はシャープな方だが、シャープな部分が災いしたかもしれない。理論には理論で答えるが、理論と世の中の常識は違う。世の中の常識を履き違えられたかなという印象。

■説明が十分でなく…/清水勇人さいたま市長の話

 辞職については、これまでいろいろ釈明されたり、現下の状況などを総合的に勘案し、最終的にご自身で判断されたのだろうと思っている。政党助成金に関わる支出については、国民の大変貴重な税金が財源であるので、当然明確な説明責任がなければいけない。今回、その説明が必ずしも十分にされず、都民に理解していただくことができなかったことが大きかったのではないか。

最終更新:6月16日(木)10時30分

埼玉新聞