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2770万円の限定モデルだがすでに完売!?ブランド至上最も過激なアストンマーティン「ヴァンテージGT8」試乗レポート

オートックワン 6月16日(木)19時10分配信

次のボンドカーにはヴァンテージGT8を!

もし英国の諜報機関であるMI6の開発トップQが、次の作戦用にGT8を007に与えるつもりなら、その過激すぎるエキゾーストノートは大幅にトーンダウンさせなくてはならないだろう。

アストンマーティン ヴァンテージGT8(画像73枚)

なぜなら腹の底から唸るように低い大音量なので、ひっそり遂行するべき任務も水の泡になってしまうから。

なにせV8のヴァンテージは、アストンマーティン史上もっとも迫力のあるサウンドに、最速でもっとも過激なスタイリングをもつ。

荒れ狂うライオンのように吠えるサウンド

先月、ドイツのニュルブルクリンクサーキット付近で、GT8 プロトタイプの限界走行をテストするチャンスを得た。

これまでのV8だって十分爆音だと思うだろうが、GT8の咆哮はレベルが違う。

この150台限定生産のヴァンテージは、どのギアでも7500回転までまわすと、首の骨が折れそうなスピードで疾走しながら、ワーグナーの「ワルキューレ」(楽劇“ニーベルングの指輪”)にも負けない大音響を発する。

4000回転を超えた時、 マフラーのバルブが開いてエキゾーストノートが格段に大きくなる。

正直に言うと、荒れ狂うライオンのように吠えるこのサウンドはさすがにやり過ぎだ。国によっては許可できるデシベル数を超えてしまうだろう。

しかし、アストンマーティンもそれは理解しており、もちろん市販車では調整を加えると共に、現実的にトーンダウンすると同社の広報部は言っている。

スムーズにより素早くギアチェンジができる6速MT

2016年型V8 ヴァンテージのGTEレースカーにインスパイアされたこのGT8は、車重は軽く、力強く、効き目抜群のダウンフォースを誇る。

エンジンは、アストンが自信を持つ4.7リッターV8の440馬力。以前のV8 ヴァンテージSよりも10馬力アップしており、0-100m加速は4.4秒、7500回転のレッドラインまで踏み込むと、1速で時速80km/h、2速で時速125km/h、3速で時速170km/hに到達。最高速は時速305km/hと言われている。特に3500~6500回転でのトルク感は非常に太くて、アクセルフィールがどこまでも伸びる感じでとても気持ちがいい。

組み合わされるトランスミッションは、6速MTと7速ATがあるが、お薦めしたいのは6速MTだ。 シンクロがよりスムーズで、全開で走っていても、より素早く正確なギアチェンジができてとても快適だ。

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最終更新:6月16日(木)19時15分

オートックワン