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【イチロー“4257”のあゆみ③】キャリア25年目の大偉業…ニューヨークとマイアミの「446」

ベースボールキング 6/16(木) 10:00配信

イチロー“4257”のあゆみ ~ヤンキース・マーリンズ編~

 イチローがまた新たな金字塔を打ち立てた。

 現地時間6月15日、敵地でのパドレス戦の9回にライトへの二塁打を放ち、キャリア通算4257本目の安打を記録。日米通算ではあるが、ピート・ローズが持つメジャー最多安打記録:4256本を上回った。

 日本で1278本、メジャーで2979本…。世紀の大偉業を達成した男が歩んできた25年間を、在籍したチームごとに区切って振り返っていきたい。

 最終第3回はヤンキース&マリナーズ編。新天地での再挑戦から、メジャーの最多安打記録更新まで。イチローのこれまでの歩みをまとめた。

衝撃の移籍…“昨日の友は今日の敵”

 2012年のシーズン途中、7月23日に発表されたイチローのトレード移籍。新天地はメジャー屈指の名門ニューヨーク・ヤンキースに決まった。

 トレード発表からほどなくして行われた試合は、なんとセーフコ・フィールドでのマリナーズ戦。これまでの庭だった球場は敵地に変わり、チームメイトたちはみな敵となった。

 しかし、球場に詰めかけた観客たちはイチローをスタンディングオベーションで迎える。一旦は打席に入りかけたイチローもタイムを取り、ヘルメットを取って深々と礼。あの光景こそ、イチローがメジャーで結果を残し、自らの実力で認められたことの証だった。

 その試合でイチローは1安打・1盗塁をマーク。シアトルにさよならを告げ、新たな戦いへと移っていった。
 

ニューヨークで辿り着いた「4000」の金字塔

 ピンストライプのユニフォームを身にまとったイチローは、2013年に新たな金字塔を打ち立てる。

 8月21日のブルージェイズ戦の初回、サードを強襲して抜けていく安打を放ち、日米通算4000安打の快挙を達成。ベンチから飛び出してきたチームメイト、そして球場に詰めかけたファンとともに喜びを分かちあった。

 試合後、記録達成について「4000という数字よりも、チームメイトやファンの方々があれだけ喜んでくれた」と語ったイチロー。なによりも新たな仲間とともに成し遂げることができたこと、そしてその喜びを共有することができたことを喜んでいた。

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最終更新:6/16(木) 10:08

ベースボールキング