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78歳・内灘の米田さん、240キロの球打つ 「打撃の達人」進化

北國新聞社 6月16日(木)3時4分配信

 内灘町の米田勝さん(78)=鉄工会社社長=が北九州市の三萩野(みはぎの)バッティングセンターで、国内最速とされる240キロの球を打ち返し、自身が持つ230キロの「最高齢ヒット記録」を更新した。「打撃の達人」とも呼ばれる米田さんは「同世代に挑戦する勇気を持ってもらうため、もっと速い球を打ちたい」と話した。

 米田さんは65歳の時、バッティングセンターに通い始め、普段は金沢市のスポーツアイランドBBCで県内最速の180キロを打ち込む。

 県内で200キロ以上の球が出るバッティングセンターがないため、米田さんは北九州市などに遠征し、高速球に挑んでいる。三萩野バッティングセンターで2008年に200キロ、12年に230キロ、今年5月に240キロを「ホームラン」の的の近くに2、3本打った。

 同センターの末松一英代表によると、ほとんどの人は240キロをバットにかすらせることすらできない。米田さんは15球のうち半分はバットに当てる。

 末松代表は8年前、米田さんに200キロの球を打たれて以降、より速い球を出せるようマシンの改良を重ねており、「米田さんを見て、ほかのお客さんも刺激を受け速い球に挑戦するようになっている」と話す。

 米田さんは、プロ野球近鉄の中継ぎ投手として活躍した佐野慈紀さん(石川ミリオンスターズ取締役)と一打席対決したこともあり、2球目をセンター前に打ち返した。佐野さんは「おじいちゃんだと、高をくくって投げたら見事に打たれた」と振り返る。

 米田さんは、高速球を打つこつを「目で追える速度ではないから、とにかくタイミングを合わせ、そこにバットを出すんです」と話した。

北國新聞社

最終更新:6月16日(木)3時4分

北國新聞社