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イングランドが白熱の“英国対決”制す…ウェールズはベイル2戦連発も逆転負け

SOCCER KING 6月16日(木)23時54分配信

 ユーロ2016・グループステージ第2節が16日に行われ、グループBでイングランド代表とウェールズ代表が対戦した。

 イングランドは初戦で、ロシア相手にリードしていたものの、最後の最後で失点を喫し、ドロー発進。対して、スロヴァキアと対戦したウェールズは、一度追いつかれながらも、終盤のFWハル・ロブソン・カヌの決勝ゴールで、歴史的なユーロ初白星を手にした。対照的な初戦となった両チームだが、今試合はプライドを懸けた“”英国対決“。両チームの意地と意地がぶつかり合う、負けられない試合だ。イングランドは決勝トーナメント進出に向けて今大会初白星を、ウェールズも初のグループステージ突破が決まる2連勝を狙う。

 イングランドは初戦からメンバー変更なし。中盤にはキャプテンのFWウェイン・ルーニー、初戦で先制点を挙げたMFエリック・ダイアー、20歳MFデレ・アリがスタメン入り。FWハリー・ケインやMFラヒーム・スターリングらも先発出場で、FWジェイミー・ヴァーディはベンチスタートとなった。一方のウェールズは、エースMFギャレス・ベイルと、初戦決勝ゴールのカヌが2トップ。MFアーロン・ラムジー、MFジョー・アレンらに加え、最終ラインはキャプテンのDFアシュリー・ウィリアムズを中心に5バックを組む。

 最初のチャンスはイングランド。7分、ケインの浮き球パスで抜け出したアダム・ララーナが、ペナルティエリア内右から折り返し。中央へ走り込んでいたラヒーム・スターリングが左足で合わせるが、シュートはクロスバー上に外れた。対してウェールズは10分、エリア左脇でボールをキープしたカヌが走り上がってきたベイルにパス。ボールを受けたベイルはエリア内左に抜け出して、左足シュートを放つが、これは相手DFギャリー・ケーヒルにブロックされた。

 前半中盤からはイングランドが攻勢に出る。26分、左サイドのFKでルーニーがゴールへ向かうボールを供給。反応したケーヒルが後頭部で合わせるが、シュートはGKウェイン・ヘネシーにキャッチされた。32分、左サイドからのクロスに、中央でケインが競り合うと、ボールは相手DFベン・デイヴィスの手に当たるが、主審の笛は鳴らなかった。36分にも右CKでルーニーのボールから、クリス・スモーリングが打点の高いヘディングシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。

 42分、影を潜めていたエースが沈黙を破り、ウェールズに先制点をもたらす。少し距離のある敵陣中央のFKで、ベイルが左足を振り抜き直接狙う。ブレ球の強烈なシュートは、反応したGKジョー・ハートの手も弾いてゴール右隅に吸い込まれた。前半はこのままウェールズの1点リードで折り返す。

 イングランドは、ケインとスターリングを下げて、ヴァーディとダニエル・スタリッジを投入し、後半を迎える。55分、エリア手前でボールを受けたルーニーが右足を振り抜くと、シュートはゴール右隅を突くがGKヘネシーに弾き出される。だがその直後、ロイ・ホジソン監督の采配が的中し、イングランドが試合を振り出しに戻す。スタリッジが左サイドからクロスを供給。競り合いの中でウェールズDFウィリアムズが頭で触ると、ゴール前にこぼれたボールをヴァーディが右足で押し込んで同点とした。

 ウェールズは67分、MFジョー・レドリーが負傷し、MFデビッド・エドワーズとの交代を強いられた。イングランドは73分、ララーナに代えて18歳FWマーカス・ラッシュフォードをピッチに送り出す。78分、イングランドはエリア手前中央でパスを受けたルーニーが、華麗なターンから左足シュートを放つが、詰めた相手DF2人にブロックされた。

 今大会初白星が欲しいイングランドは、最後まで逆転ゴールを狙う。すると後半アディショナルタイム、エリア手前左でボールをキープしたスタリッジが、味方とのパス交換でエリア内左に抜け出して、右足シュート。これが狭いニアサイドを突いてゴールネットを揺らした。試合は直後にタイムアップ。白熱の“英国対決”は2-1の逆転勝利でイングランドに軍配ががった。

 この結果、グループステージ2試合を終えたイングランドは1勝1分で勝点「4」となり、グループB首位に浮上。決勝トーナメント進出に前進した。一方のウェールズは1勝1敗で勝点「3」にとどまった。次節、イングランドは20日にスロヴァキアと、ウェールズは同日にロシアと対戦する。

【スコア】
イングランド代表 2-1 ウェールズ代表

【得点者】
0-1 42分 ギャレス・ベイル(ウェールズ)
1-1 56分 ジェイミー・ヴァーディ(イングランド)
2-1 90+2分 ダニエル・スタリッジ(イングランド)

SOCCER KING

最終更新:6月17日(金)0時41分

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。