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小型植物工場を販売 低コストで省エネ ユキシン

沖縄タイムス 6月17日(金)6時47分配信

 太陽光発電システム販売のユキシン(宜野湾市、瑞慶覧哲代表=写真右)は独自技術で運用コストを抑えた植物工場の販売に乗り出す。面積を16平方メートルに抑え、無駄な空間を省いた。室内の壁などにアルミ材を活用して室温と明るさを一定に保てるようにし、LED照明の数も削減。室温や湿度、二酸化炭素の量をIT制御することで、生産量も増やせるようにした。
 人が出入りできる建築物としての植物工場ではなく、高さ2メートルの大型冷蔵庫ほどの大きさにし空間を抑制。5段に区切った栽培棚や壁にアルミ材を貼り付け、光の反射を利用して照明を従来の半分に数を減らした。アルミ材は断熱効果もある。空間が小さい分、省エネの効果が大きくなるという。
 養分を含む水の流れを速めた上、水位を上げ、棚全体に多くの養分が均一に行き渡るようにした。野菜の生育が一定になり、生産効率をさらに高めることができる。
 室温や湿度などの植物工場の環境をITで制御し、情報を蓄積。蓄積した情報を基にさらに最適な環境をつくる。
 植物工場の名称は「シーパス」。8日にはシーパスを販売する子会社のアグリサイエンス(西原町)を設立した。18日にはアグリサイエンスで試作機の見学会を開く。問い合わせは同社、フリーダイヤル(0120)883518。

最終更新:6月17日(金)6時47分

沖縄タイムス