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日本統治時代創業の百貨店、再開業2周年で特別展開催/台湾

中央社フォーカス台湾 6月17日(金)14時40分配信

(台南 17日 中央社)日本統治時代に創業した「ハヤシ百貨店」をリニューアルし、2014年にオープンした台南市のデパート「林百貨」は14日、再開業2周年を迎えた。これに合わせて、日本統治時代の台湾各都市を描いた作品などを展示する記念特別展が開催されている。

展示されているのは、1936(昭和11)年創刊の雑誌「台湾公論」に掲載された24枚のイラストなどで、林百貨のある末広町(現在は中正路)を描いた作品も含まれる。末広町は当時「銀座街」と呼ばれ、日本の銀座のようなにぎわいを見せていたとされる。

ハヤシ百貨店は1932(昭和7)年に開業。台湾におけるデパート業の先駆けとなり、当時の台南で最も高い建物として親しまれたが、戦後に廃業。1998年に市の古跡に指定されたこともあって、2010年から修復工事が進められ、2014年6月に新たなスタートを切っている。

再開業後も屋上にある神社や、米軍による爆撃の跡などは残され、台湾のみならず、日本などからも多くの観光客が訪れる人気スポットとなっている。

(張栄祥/編集:杉野浩司)

最終更新:6月17日(金)14時40分

中央社フォーカス台湾