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XXLの「期待の新人」企画、今年はアンダーソン・パーク、ディザイナーらが選出

bmr.jp 6月17日(金)22時50分配信

XXLの「期待の新人」企画、今年はアンダーソン・パーク、ディザイナーらが選出

XXLの「期待の新人」企画、今年はアンダーソン・パーク、ディザイナーらが選出

米ヒップホップ誌XXLが毎年発表している恒例企画「XXL Freshmen Class」の2016年版が発表され、「新たな波を起こす」と期待される若手として、ドクター・ドレーのレーベルと契約したアンダーソン・パークや、デビュー・シングル“Panda”が全米チャート最高1位のヒットとなったディザイナーなど10組が選出された。

毎年、これからの躍進が期待される10名のラッパーを選出し、毎回そのラインナップについてさまざまな議論が巻き起こることも含めてシーンを盛り上げているこの企画。2014年にはR&Bシンガーであるオーガスト・アルシーナが選出されたこともあるが、今回も、ドラマー、プロデューサーであり、ラップだけでなく歌も披露するアンダーソン・パークの名前が挙がっている。

LAを拠点とし、韓国系の血も引くアンダーソン・パークは、今年始めに発表した最新作『Malibu』が早くも2016年のベスト・アルバム候補と高く評価され、またドクター・ドレーやケンドリック・ラマーらのバックアップもあって大きな話題に。発売直後にはドクター・ドレー率いるAftermathとの契約が発表されるなど、すでにブレイクした存在とも言えるが、今年はケンドリックのグラミー授賞作『To Pimp A Butterfly』への参加でも知られるプロデューサーのノレッジとのユニット=ノーウォーリーズとしてのアルバム発表も控えており、さらなる活躍が期待されるところ。

すでにブレイクしているという意味では、カニエ・ウェストが興したG.O.O.D. Musicと今年2月に契約し、G.O.O.D./Def Jamから発表した第一弾シングルとなる“Panda”が全米チャートで1位を獲得、現在も2位をキープしているディザイナーは商業的な成功を早くも収めている。だが、ブルックリン生まれの彼はまだ19歳、アルバム発表もまだということで、これから真価が問われることになりそうだ。

アンダーソン・パークやディザイナー同様にメジャー・レーベルとの契約を手にしているのは、フロリダの19歳、コダック・ブラック。昨年、スター・ラッパーのドレイクが彼の“SKRT”に合わせて踊る映像を公開、またその前には彼のBeats 1でのラジオ番組の中でやはり彼の曲“Shoulda Woulda”が取り上げられるなどして注目を集め、昨年10月にAtlantic Recordsとの契約を獲得している。つい先週には、ノトーリアス・B.I.G.とトゥパックに敬意を捧げたミックステープ『Lil B.I.G. Pac』をリリース、出所したばかりのグッチ・メインらの参加も話題になったが、今年に入ってすでに二度も逮捕されるなど、グッチ・メイン同様にトラブルが心配される若手だ。

そのコダック・ブラックと合同ツアー〈Parental Advisory Tour〉を現在行っており、Atlanticのレーベルメイトでもあるフィラデルフィアの21歳、リル・ウージー・ヴァートも選出された。ウィズ・カリファやヤング・サグらがゲスト参加した昨年のミックステープ『L.U.V. Is Rage』で注目を集めた彼は、DJドラマやドン・キャノンらによるGeneration Nowにも所属する新進ラッパーで、今年4月にも新たなミックステープ『Lil Uzi vs The World』を発表するなど勢いのある存在だ。

コダック・ブラックとリル・ウージー・ヴァートの〈Parental Advisory Tour〉にスペシャル・ゲストとして出演するトゥエニーワン・サヴィジ(21 Savage)や、今年2月にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたカニエ・ウェストによるファッション・ショーでモデルも務めた18歳、リル・ヤティはアトランタの注目株。後者はミーゴスらが所属することで知られる有力インディ・レーベル、Quality Control Musicとの契約が今月発表されたばかりだ。

また、シカゴの20歳、G・ハーボも選出。ニッキー・ミナージュ“Chiraq”や、コモンの『Nobody's Smiling』への参加も話題になった彼は、以前はリル・ハーブと名乗って活動していたが、ジョーイ・バッドアスらを抱えるCinematic Music Groupとの契約を期に、昨年からG・ハーボ名義に改めている。彼は、ソニー系のディストリビューションを持つこのCinematic Music Groupから年内に待望のデビュー・アルバムをリリース予定で、ジョーイ・バッドアスとの共演曲“Lord Knows”も話題を呼んだばかり。

ジョーイ・バッドアスやリック・ロス(Rick Ross)らも参加した最新作『Imperial』を発表したばかりのデンゼル・カリーも選出。フロリダ出身の21歳だ。2014年10月にナズ率いるMass Appealと契約、翌年『Hate Me Now』をリリースしているハーレム出身の新進ラッパー、デイヴ・イーストは、昨年も候補に名前が挙がっていたが、満を持して今回選出されている。

今回の10組で唯一ユダヤ系の白人となるのはリル・ディッキー。「ミスター左曲り」ことミスター・レフトワード・スラッピング・ペニスという変名も持つ彼は、2013年に発表したミックステープ『So Hard』からの“Ex-Boyfriend”が話題に。彼女に元カレを紹介された際の気持ちを綴った同曲は、ユーモアのあるミュージック・ビデオが一日で100万回再生するなどネットで注目され、2015年に発表したデビュー・アルバム『Professional Rapper』はクラウド・ファンディングのKickstarterで出資を募ったところ1週間ほどで目標額の7万ドルを集めるなど成功、アルバムもスヌープ・ドッグ、T-ペインら豪華ゲストも参加。自主リリースながら、全米チャート初登場7位となった。また同作からの“$ave Dat Money”のビデオも、舞台となる豪邸や、乗り回しているランボルギーニなど全て交渉して借り、曲名同様に「費用を節約」して撮影したということも話題になり、こちらも1日も経たずに100万回再生を記録した。

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最終更新:6月17日(金)22時50分

bmr.jp

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。