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琉球海運が最高益 台湾向けなど貨物量拡大

沖縄タイムス 6月17日(金)6時43分配信

 琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は16日、2016年3月期決算を公表した。売上高は前期比7・9%減の170億3661万円、経常利益は73・2%増の20億9165万円となり、減収増益だった。
台湾航路の開設効果などで貨物量が増加。燃料費や減価償却費の減少で、経常利益は過去最高を更新した。当期純利益は87・8%増の13億8565万円。
 売上高の減少は原油価格の下落に伴い、燃料油の価格変動を反映させる調整金(サーチャージ)が減ったことなどが要因。貨物輸送量は1・1%増の303万4431トンとなったが、サーチャージの減少で貨物運賃が7・7%落ち込んだ。
 貨物輸送量は人口や観光客の増加などを背景に堅調に推移。台湾航路は当初目標(6万4千トン)の約2倍に相当する12万2千トンを輸送。4億7千万円を売り上げ、1億円以上の利益を上げた。
 今後は物流施設の拡充などで営業基盤を強化する。日本のナンバープレートを付けたトレーラーが、荷物を積み替えずに台湾を走れる「シームレス物流」を実施。中城湾港に定温物流センターの建設を計画。老朽化した2隻に代わり、17年度は東京-大阪-那覇の航路に新造のRORO船2隻を投入し、積載能力を5~6割増強する。

最終更新:6月17日(金)6時43分

沖縄タイムス