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中国軍艦がまた接続水域に 沖縄・北大東島沖、狙いは何か

沖縄タイムス 6月17日(金)12時1分配信

 【東京】防衛省は16日、中国海軍の情報収集艦1隻が同日午後3時5分ごろ、沖縄県北大東島の北の接続水域に入域したと発表した。海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」が確認した。約1時間後に北大東島の北北西から出て北に向かった。
 中国海軍の情報収集艦は15日に、鹿児島県口永良部島西の領海に侵入したものと同一。外務省は在日中国大使館に、日本周辺での行動をエスカレートさせているとして懸念を伝えた。9日には、中国海軍艦が初めて尖閣諸島周辺の接続水域内に入った。
 防衛省によると、情報収集艦は、10日から17日にかけて長崎県佐世保から沖縄東方の海域で実施されている日米印共同訓練「マラバール」の情報収集をしている可能性がある。3カ国の艦船を追って接続水域に入り出ていった。中国軍の情報収集艦が、演習に対して活動することは過去にもあったが、接続水域を横切ったのは初めて。
 中谷元・防衛相は「あらゆる角度で情報収集していることが考えられる。こういうことが続き事態がエスカレートすると不測の事態が発生しかねない。冷静に対応したい」と語った。

最終更新:6月17日(金)15時38分

沖縄タイムス