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飯野支所議場に別れ 7月から本庁舎業務の飯舘村

福島民報 6月17日(金)11時54分配信

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している福島県飯舘村は16日、6月定例議会の閉会に伴い、原発事故後から5年間使用してきた福島市飯野支所の議場に別れを告げた。7月1日に村内の本庁舎での業務が全面再開し、議会の開催場所も本庁舎の議場に戻る。
 市飯野支所の議場は旧飯野町が福島市に合併するまで使っていた。原発事故により村が平成23年6月、役場機能を市飯野支所に移し、翌月の臨時会から定例、臨時合わせて59回の議会を開催。村の復興に向けた議論を繰り広げてきた。
 16日は菅野典雄村長の呼び掛けで村幹部職員と村議らが定例会閉会後、「議場をおかりし ありがとうございました」と書かれた横断幕を掲げた。菅野村長は「(テーブルや椅子を並べた)他の避難市町村の議場に比べると恵まれていた。とても助けられた」と思い出の詰まった議場をしみじみと見つめた。
 村は22日、福島市や市内飯野町の住民らへの感謝を込めた閉庁式を行う。

福島民報社

最終更新:6月17日(金)12時12分

福島民報