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[インプレッション]ソニー「BDP-S6700」はBDや動画配信、ハイレゾまで何でも再生できる万能プレーヤー

Stereo Sound ONLINE 6/17(金) 17:55配信

コンパクトなボディに多彩な機能を凝縮

 ソニーからBDプレーヤー「BDP-S6700」が6月18日に発売される。発表時のStereo Sound ONLINEのニュースでも週間アクセスランキングのトップになるなど高い注目を集めているそうだ。つい先日、私の連載で同社のBD/HDDレコーダーBDZ-ZT2000の取材を行なっていたので、今回はその印象が新鮮なうちにBDP-S6700のポテンシャルも自分の目と耳で確認したいと思う。

 本機は、ソニーのBDプレーヤーにおいてトップモデルに位置する。といっても6月現在の実売価格は2万円前後だ。同社のBDレコーダー初号機BDZ-S77からの歴史を見てきた身としては若干の寂しさを感じるが、そんなものを吹き飛ばす性能を期待しよう。

 まず本機を目の前にして驚くのは、筐体のコンパクトさだ。写真では実際の大きさが掴みにくいかもしれないが、スカパー!のチューナーかケーブルテレビのSTBといったところだ。電源はACアダプターで給電する。

 筐体は先代モデルのBDP-S6500と共通で、4Kアップコンバートなど基本的な再生機能も継承している。そこに追加になった主な機能は以下の4つだ。

[1]Bluetoothヘッドホンやイヤホンへの送信機能を備えた。コーデックはSBCのほか高ビットレートのLDACにも対応
[2]本機で再生した音楽を、別の部屋にある対応機器にWi-Fi経由で飛ばして再生できる「SongPal Link」に対応
[3]動画配信サービスにAmazonビデオが追加
[4]Wi-Fiがデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)に対応し、安定した無線接続を実現

画質/音質ともに期待以上の実力を発揮

 まずはBDソフトから再生してみよう。はじめに、個人的に画質チェックによく使う「きみに読む物語」を観たが、この映画特有の繊細で穏やか陰影を緻密に再現し、登場人物の表情を活き活きと描き出した。ノイジーになりそうな暗がりでの赤系の服に対する処理も巧みで絵に品がある。先日観たBDZ-ZT2000の画質を明らかに凌駕していると感じた。

 4K出力、1080p出力を交互に切り替えて確認したが、甲乙つけ難いものの4K出力の方がわずかに立体感で勝っているようだった。音声も価格や本体サイズを感じさせない安定したバランスで、ロスレスならではの臨場感を充分味わえる。

 また、ソニーのプレーヤーはDVD時代からディスクの読み込みが早いのが特長だ。そこで、本機 vs PS3(CECH-2500ALW)でタイムアタックを実施。それぞれの本体メニュー画面からディスクのアイコンを選んだところで計測開始とした。

 その結果「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では、メインメニューが表示されるまで、PS3の59秒に対しS6700は40秒。「007 スペクター」にいたっては20世紀FOXのロゴトレーラーが表示されるまで、PS3の29秒に対しS6700は9秒だった。さらに、1秒以下で電源が入る高速起動モードも備えているなど、せっかちな人には嬉しいキビキビ動作を見せてくれた。

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最終更新:6/17(金) 18:20

Stereo Sound ONLINE