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映画監督と出演女優の”尋常ならざる”関係5選

dmenu映画 6/17(金) 21:00配信

恋人同士だったり、夫婦だったり、パートナーだったり…。仕事仲間であると同時に、男女であるからこそ展開される劇中外のドラマ。監督と女優。その境を超えた関係は、同性同士では決してありえない強固なバディシップとなり、2人の共作に煌くような彩を加えます。ここでは、そんな尋常ならざる関係の女優と監督、彼らが生み出した作品を紹介していきます。

1.原節子×小津安二郎 『東京物語』(1953年公開)など

昨年、95歳の生涯に幕を閉じた昭和の大女優・原節子。彼女の映画人生を語る上で欠かせない、いや、彼女の映画人生そのものと言っても過言ではないのが、小津安二郎と、彼が残した作品群です。映画『東京物語』をはじめ、数々の名作でタッグを組んできた2人。原が43歳のときに小津はこの世を去り、それを機に、彼女も銀幕の世界から姿を消してしまいます。
ここまでの行動をとったのは、原にとって小津が恩師以上の存在であるからというのは推して知るべし。その後、生涯独身を貫いた彼女ですが、一説によると、小津への愛から純潔を守ったのだとか。まさに永遠の処女。その二つ名にふさわしい一生は、何とも神秘的でドラマチックかつロマンチックです。

2.草刈民代×周防正行 『Shall we ダンス?』(1996年公開)など

2004年にアメリカで、リチャード・ギアとジェニファー・ロペス主演の『Shall We Dance?』としてリメイクされた同作。主人公の一人である社交ダンスの先生役を務めたのは、この作品が映画初出演の草刈民代でした。
何故、銀幕での実績がないバレリーナを主演に配したのか? 答えは、劇中で彼女が踊る姿を見れば一目瞭然。もう一人の主人公・役所広司が一瞬にして恋に落ち、全く未経験のダンス教室に即入会してしまうという、多少強引な展開へ説得力を持たせるのに十分な美しさを披露して見せたのです。
そんな彼女に、一番惚れ込んでいたのが、周防正行監督。後年「色々な物事を慎重に決める僕が、彼女だけは即決した」と結婚した理由について語ったことからも、撮影中から恋心を抱いていたのだと推測されます。そう考えると、役所広司はさしずめ周防監督の想いを代弁させた、劇中におけるアバターだったのかも知れません。

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最終更新:6/20(月) 14:27

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