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唐津に佐賀県内初の児童心理治療施設 佐賀整肢学園が運営

佐賀新聞 6月17日(金)11時14分配信

■情緒障害児受け入れ 2018年に開設予定

 虐待などが原因で一時的に不安定な精神状態になり、社会生活が困難になった子どもたちを受け入れる「児童心理治療施設」(情緒障害児短期治療施設)が佐賀県唐津市に新設される。県内初の施設で、佐賀整肢学園(佐賀市、中尾清一郎理事長)が運営する。2018年4月の開設を目指す。

 小中学生が対象で、定員は入所30人、通所10人。佐賀整肢学園が運営する「からつ医療福祉センター」(唐津市双水)に隣接する土地約1万5千平方メートルの一画に建設、子どもたちの個室や医務室、心理検査室、調理室などを備える。医師や看護師、臨床心理士、家庭支援専門の相談員らが常駐する。適切な義務教育を受けられるよう特別支援の教育施設も確保する。

 施設は現在、35道府県で45カ所ある。国が設置するよう促しており、佐賀県が管理・運営法人を募集していた。14年に一度募集したが応募はなく、今回の公募で2法人が申請した。当初より1年遅れの開設となる。県は施設建設費や人件費、入所者の生活費などを補助する。

 県内公立小中学校の「自閉症・情緒障害」の支援学級は本年度271学級あり、5年前の104学級と比べ急増している。佐賀中央児童相談所に寄せられる虐待の相談件数も増加傾向で、県こども家庭課は「適切な治療をすれば情緒障害は治るが、早期発見することが大事。施設開設を契機に学校現場など関係機関との連携もさらに密にしたい」と話す。

最終更新:6月17日(金)11時14分

佐賀新聞

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