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「志賀米」売り出す、JA志賀 町内産コシヒカリ、新ブランドで発信

北國新聞社 6月17日(金)3時6分配信

 JA志賀(志賀町)は今秋、町内で生産するコシヒカリを新たなブランド「志賀米」として売り出す。5周年を迎えた世界農業遺産「能登の里山里海」で栽培され、化学肥料や農薬の使用を抑えた町内産の米をJA独自で認定する。米の付加価値を高めることで、農家の収入増につなげる。

 志賀米はタンパク質「玄米タンパク」の含有量を抑えることでうま味を引き出し、安心安全で、環境に配慮した栽培方法で作ることを条件にしている。具体的には、化学肥料や農薬の使用を従来の7割に抑え、あぜ道の除草に農薬を使わないことを推奨している。

 JA志賀を含む能登の7JAは減農薬、減肥料のコシヒカリ「能登米」の発信に取り組んでいる。JA志賀は能登米とともに町内産の米をアピールするため、独自の認定制度を設けた。米のブランド化に関しては、奥能登の4JAが棚田で生産された「能登棚田米」の生産に取り組んでいるほか、JAはくいは独自で「はくい自然栽培米」を売り出している。

 JA志賀が志賀米の生産に協力する農家を募った結果、5月末現在で235軒の農家で計約1080トンの生産を見込んでいる。町内全体の米生産量の2割となる。能登米も92軒の農家が計約590トンを生産する。

 9月に収穫、10月には卸業者に志賀米を出すとともに、JAの直売所「みちのえき旬菜館」でも販売する。中野勝営農部長は「志賀の米のおいしさを広めたい」と話している。

北國新聞社

最終更新:6月17日(金)3時6分

北國新聞社