ここから本文です

『NieR:Automata』のバトルを体験! 簡単操作でアンドロイドならではの超人的でスタイリッシュな戦いが味わえる!【E3 2016】

ファミ通.com 6月18日(土)0時16分配信

文・取材・撮影:編集部 杉原貴宏

●アクションに関しては“安心”のクオリティー
 2016年6月14日~16日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大規模のゲーム見本市“E3 2016”で、2017年初頭での発売がアナウンスされ、トレーラーや現地ライブ配信で実機のバトルシーンも公開されたスクウェア・エニックスの『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』。

[関連記事]
『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』が2017年初頭に発売決定! E3 2016トレーラーも公開【E3 2016】
【速報】『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』“歌うボス”のゲームプレイ映像が公開!【E3 2016】

 ここでは、そんな『NieR:Automata』のプロデューサー・齊藤陽介氏、ディレクター・ヨコオタロウ氏、そして開発を担当するプラチナゲームズのゲームデザイナー・田浦貴久氏に改めて実機でのバトルを見せていただくとともに、少しだけ触れさせてもらえた感想も交えて、本作のアクション部分の手応えをお届けします!


 まずはご覧になってない方は、E3トレーラーをどうぞ。

■レジスタンスキャンプ
 まずは、E3 2016で発表された内容のおさらいから。今回、新たにレジスタンスキャンプという村が紹介された。ここでは、アイテムの売買、武器の入手・強化、サブクエストの受注などができるという。

ヨコオ 本作にはレジスタンスキャンプといった村もあり、前作にあったRPG的要素はほぼすべて入っていると思っていただいて構いません。アクションだけにフォーカスして、ほかが疎かになっている、ということはないです。

――レジスタンスキャンプにいるNPCはアンドロイドなんですか? 人なんですか?

ヨコオ あれはアンドロイドです。2Bたちヨルハ部隊は戦闘のエリートたちという位置づけで、地上で戦っているアンドロイドとは種類が違うんです。ですが、機械生命体と戦う同士ではあります。

――レジスタンスキャンプはここ以外にもあるのですか?

ヨコオ レジスタンスキャンプと呼ばれている場所はあそこの一箇所で、それ以外に村っぽい場所はあります。

■舞台の中心となる廃墟都市
 レジスタンスキャンプを出る(シームレスでそのまま地続き)と廃墟都市という荒廃した都市が広がる。この廃墟都市が前作でいう平原のような、各エリアへとつながるメインの場所という位置づけ。廃墟都市は広くて起伏があり、探索も楽しそう。廃墟都市以外にも本作のエリアには起伏がたくさんあり、探索も楽しめる設計になっているという。

――本作はオープンワールドということですが、ゲーム序盤からおおよその場所へは行けるようになっているのですか?

田浦 ストーリー上、重要な場所へは行けないような制限をかけているんですが、ストーリーと関係のないところへも行けます。ただ、強い敵がいる場所も多いので、序盤でそういうところへ行くのはツライと思います。

ヨコオ 構造的には、前作とほぼ同じと考えていただいてけっこうです。最初から完全にオープンではないです。徐々に行ける場所が広がっていくイメージです。

齊藤 シナリオの進行フラグが立つと行ける場所が広がっていくイメージです。本作のマップは広大ですけれど、全部シームレスにつながっているのが魅力ですね。

田浦 また、目に見える場所へはほとんど行けると思っていただいてけっこうです。すごく遠くて高い場所へも、何らかのルートが用意されています。

■NieR:Automataのバトル概要
 ここで、田浦氏によるバトルの解説。2Bは2本の武器を装備。それぞれそれぞれ弱攻撃の□ボタンと強攻撃の△ボタンに攻撃ボタンが割り当てられていて、特定のコンボルートがあるというより、入力したボタンに反応して連続で攻撃する、というアクション。武器はもうワンセット装備でき、たとえばAセット(大剣と刀)とBセット(大剣と格闘武器)を、いつでも切り替えることができる(切り替えは+キー上)。

 ちなみに、ボタン配置は好みで変更可能とのこと。ここでは、今回体験できた入力ボタンを表示しています。

田浦 武器の種類によって攻撃内容も変わってくるので、状況によって武器を使い分けることが大切になります。また、本作では複雑なコンボルートがあったり、ギリギリで避けなくてはいけない、という反射神経を問われるようなバトルにはしていません。誰でも簡単に、カッコよく動かせるようなバトルを意識しています。

ヨコオ 大剣のタメ斬りアニメーションも独特で、タメた向きと逆に剣を振るという変わったアニメーションをするんです。実際やってることはボタンひとつなんですけど、難しいことをやってないのに、難しいことをやっているように見せる。プラチナゲームズさんのパワーを感じます。


 R1ボタンを押すと、2Bや9Sの頭上に浮かぶポッドで敵を銃撃することができ、ロックオン(L2)すれば狙いを定めることなく、弾が自動的にヒットしてくれる。

 回避はR2ボタンでいつでもくり出せ、回避ダッシュも可能。敵の攻撃をタイミングよく避けるとジャスト回避が発動し、そのときに攻撃すると専用の技が発動する。曲線に回避ダッシュできるのも本作の回避の特徴のひとつ。

■砂漠をコンセプトとした都市も
 続いて、砂漠をコンセプトとしたマップもお披露目。砂漠では砂の中から敵が出現したり、敵は、エリアごとにそのエリアに特化したコスチュームを着ているという。

 敵の中には武器を装備していたり、盾を装備していたり、イクラ弾を撃ってきたりするものもいて、バリエーション豊富。ほかにもさまざまなものを装備した敵が出てくるという。

田浦 敵は装備の種類によって、その敵のアクションのバリエーションも変わってきます。

■待機モーションにもこだわり
 本作には、プラチナゲームズらしい細やかなこだわりもふんだんに入っている。待機モーションもそのひとつで、場所だけではなく武器によっても待機モーションに変化を付けているという。

齊藤 『NieR』はフィールドに佇んで音楽を聴いていたい、という人もけっこういて、本作では、2Bたちがカワイらしい仕草の待機モーションを見せてくれるんです。足が水に浸かって場所では、足で水を払うモーションをしたり。

ヨコオ 待機モーションは僕が知らないうちに入ってました(笑)。

齊藤 格闘武器の待機モーション(ファイティングポーズを取ってステップを踏む)が好きなんだよねぇ。

ヨコオ あれ、元気過ぎないですか?(笑)。

田浦 あれをいいって言ってくださった初めての人です(笑)。

齊藤 マジで!? メッチャいいけど! 超カワイイ!

 
 待機モーションにもぜひご注目を!

■そしてついに触ってみた!
 4月コンサートでスピーディーにヌルヌルグリグリと動く実機プレイを見ているだけで爽快だった本作のバトル。まず、ふたつの攻撃ボタンを適当に押しているだけで、華麗に連続攻撃が発動できて感動。しかも、コンボ中に回避ボタンを押せばすぐに回避してくれるし、R1を押せばすぐにポッドの銃撃が始まる。どんなときでも、それまでの行動をキャンセルして、すぐに押したボタンの行動に移ってくれる。この反応のよさは、快感すら覚えるレベル。「けっこう何でもキャンセルが利くようになっていて、モーションのつなぎがプラチナゲームズさんは本当にうまい」という齊藤プロデューサーの言葉に大きくうなずくしかない。

 本作で特徴的な曲線に動ける回避ダッシュも気持ちよく、しかも空中でも任意の方向に素早く回避が可能! 前後左右だけではなく、上下にも意図した方向に動かせる。敵の近くで回避を出していると、勝手にジャスト回避になってカッコいい技が発動したりと、初めて触った瞬間からスタイリッシュに攻撃できちゃう感がハンパないです。これはアクションが苦手な人でも十分に気持ちよく戦えるハズ。

 雑魚戦ですらスゴイ爽快感。プラチナゲームズすごい! アクション部分を担当する田浦さんもただのイケメンじゃなかった。超イケメン! 「とにかくスピーディーで、どんな操作にも耐えうるアクションをするキャラクターを作ってみたい、というのが僕の中の野望としてあって、今回はアンドロイドということで、人間にはできないスピード感と超人的なアクションも自由にやれる、ということでやってみました」(田浦氏)。

 下はお披露目されたボスバトル。こんなさまざまなギミックに富んだ戦いが待っているんですなあ。楽しそう!

■次回の大きな動きは秋!? その前の可能性も……
 発売は2017年初頭ということで、もう少し先という印象だけど、気になる次の情報は……。そのあたりも含めて最後にひと言いただいた。

齊藤 大きな発表ということで言えば、昨年のE3で発表して、11月のパリ(Paris Games Week)、今年4月のコンサート、そしてまた今回のE3。次回は……秋口くらいに東京であるじゃないですか。その前にも何か発表できるかもしれないですけど。まだまだ紹介しきれていない『NieR:Automata』の魅力はいっぱいあります。『NieR:Automata』のバトルはカッコよすぎちゃうので、難しそうに見えるかもしれないですが、実際に触っていただくと、あまり上手じゃない人でもスタイリッシュに動けたりするので、そこは期待していてもらいたいなと。

ヨコオ 僕の担当パートには期待しないでください。

田浦 ヨコオさんの担当パートに期待してください。

ヨコオ ムカつく(笑)。

最終更新:6月18日(土)0時16分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。