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<インタビューその1>イ・ソジン、ラブストーリーもバラエティーも抱える男

WoW!Korea 6月18日(土)10時18分配信

MBCの週末ドラマ「結婚契約」とtvNのバラエティー番組「花よりおじいさん」、全く接点のないようなドラマとバラエティー番組の間に俳優イ・ソジンがいる。「結婚契約」のジャンルはラブストーリーであるが故、リアルバラエティー番組の「花よりおじいさん」の間隔はもっと遠くに見える以外にない。だからイ・ソジンが見つけた答えは、余裕をもって作品に接するというものだった。「あえて新しいキャラクターを見せようとしていたら、自分も見る人も違和感があったと思う」という考えで、その答えを見つけた。傍若無人な冷たい財閥2世のハン・ジフンは、イ・ソジンの個性を基盤にして作られており、視聴者はしだいにキャラクターの個性に好感を持ち始めた。ただ古臭くて通俗的なものばかりのハン・ジフンというキャラクターも、イ・ソジンに出会って特別な男性主人公として残ったのだ。

イ・ソジンのプロフィールと写真

 イ・ソジンの余裕をもって作品に臨み始めたのは、ドラマ「チェオクの剣」と「火の鳥」に出会ってからだった。この2作は俳優としての立場が変わったことを実感したが、次回作に対する不安も同時に大きくなった時期だった。そうして静かに過ごしてから、良い作品で良い演技を見せるのが、自分なりの方法になるかもしれないと思うようになった。後悔しない演技と作品を見せると決心し、これまで歩いてきた。このようなマインドは「花よりおじいさん」以降、「結婚契約」で俳優として成功したフィルモグラフィーを残すことができた理由とも確かに合っていた。様々な質問に柔軟に、愉快に応えるイ・ソジンの余裕ある姿勢を見ながら、彼がラブストーリーもバラエティーもこなせる理由がわかった気がした。


#イ・ソジンが語る「結婚契約」そしてハン・ジフン

―「結婚契約」が放送される前に、こんなに反応がいいと予想していましたか? 
他の俳優がそうであるように、全く予想できなかったです。しかし1~2話が終わって、関係者からたくさんの連絡が来ました。そんなに連絡をもらったのは初めてでした。フィードバックがたくさんあったので、その時からうまくいくなと思いました。

―「結婚契約」の反応がこんなに熱かった理由は何だと思いますか? 
ラブストーリーの大部分が似ていますが、「結婚契約」は脚本家のチョン・ユギョンさんが望む方向どおりに書かれたもので、そういった部分を俳優たちがうまく生かそうと努力したと思います。そしてキム・ジンミンPDがうまく全ての演出をしてくださったおかげです。

―キム・ジンミンPDが、イ・ソジンのおかげで作品が良い方向に替えられたとおっしゃっていましたが、どういった部分が修正されたのでしょうか。
脚本家の先生にお話ししたことがあるんですが、それをちゃんと聞いてくださり、3日で修正版を見せてくださったんです。元々ハン・ジフンはとてもいい人でした。いい人が純愛をするというのは予想可能だと思うので、ハン・ジフンは自分のことしか考えず、自己中心的な男だったらいいとお話ししました。そしてハン・ジフンは絶対に温かくないが、唯一、母親にだけは情のある息子だったらいいのでは、とも言いました。そういう人が変わっていったらいいと言ったら、本当にそのように変えてくださいました。

―「結婚契約」はラブストーリーだが、「花よりおじいさん」、「三食ごはん」というバラエティー番組で見せたキャラクターが心配ではありませんでしたか? 
バラエティー番組であまりにも本来の姿をたくさんお見せしたので、ドラマの最初で僕が新しい人物を演じるのがぎこちなくなりそうでした。演技自体を実際の姿を似せようとしました。ただ楽に見てくださればいいなと願っていました。あまりに新しい姿をお見せするとか、最高に純粋なラブストーリーを演じれば、そらぞらしくなりそうだと思いました。

―余命いくばくもないシングルマザーを愛するハン・ジフンの心境に共感できますか? 
いいえ…ハハハ(笑)。ヘス(ユイ(AFTERSCHOOL))の余命が長くないから、より切なく見えるのだと思います。時間があまりないから、もっと表現しなければならないことが、たくさんありました。だからより切なく見えるんだと思います。撮影のない時もユイを見ながら「この子が死ぬのか? 」と思っていました。そうしていたら演じる時に表現が変わりました。実際の人生でそういったことはないだろうから、ドラマで感じてみようと思いました。ドラマを撮影しながら、こんなふうに誰かを愛したことはあったかなと思ったりもして、意外にもいろんなことを考えさせられました。全てのシーンが大変でした。

―日ごろから恋にロマンチックな考えがあれば、ある程度演技でうまく表現できる部分もあると思うが、イ・ソジン本人は恋愛に対してどう考えていますか? 
演技は経験から出ると思いますが、これまで私と反対の役をたくさんしてきた気がします。私は真剣なものを好まないのに、意外にそういうのを演じるのは良かったですね。普段できないから。恋もそうだと思います。若い時はわがままだったけど、今は恋に対して複雑に考えたりもして、考えの幅が段々と広がっています。代わりに表現が減りました(笑)。こうして考えていることをドラマで演じてみようと思います。


#イ・ソジンが語るユイ(AFTERSCHOOL)そしてラブストーリー

―ユイとは14歳差だが、先輩として後輩をリードしなければならないプレッシャーはなかったですか? 
むしろ私と同い年だったら神経を使っていた気がします。若いから演じるのが楽だったし、ユイも私を信じてついてきてくれました。歳の差が問題だとしたら、私とウンソン(シン・リナ)が一番息が合わないと思います(笑)。ユイをリードするのにプレッシャーはなかったかということですが、私より多くの作品を経験しているように感じました。それとキム・ジンミンPDがとにかく新人と作品をあまり一緒にしないんです。でもあの時は息ぴったりだったようです。だから今回もうまくできると信じていたし、心配も全くしませんでした。

―ユイは未婚で演じた役がなかなか経験できない役をこなしたが、父親役のオファーを受けたら挑戦しますか? 
挑戦してみたくはありませんね(笑)。アン・ジョンファンと最近KBSの(バラエティー番組)「オソオプSHOW」の収録があったのですが、女の子だけはかわいいんですが、男の子は言うことを聞かないからあまりかわいくありませんでした。ハハハ(笑)。アン・ジョンファンを見ながら父親は違うと思いました。私はあの姿を見ながら、父親役をやってみろと言われてもするべきでないと思いましたね。実際に子どもがいないという感じが出てしまうようです。キム・ジンミンPDがウンソンの演技を指導しているのを見て、実際の父親は違いますね。

―ユイとの“胸ぐらづかみキス”も話題になりましたが、あれはどのように誕生したシーンなんですか? 
とにかく若くてかわいい妹のような子なので、実際に撮影現場でユイの胸ぐらをつかむことがあったんです。そして「ちゃんとご飯を食べたか? 」と聞いたりしました(笑)。感情的なシーンが多いので、ユイがだんだん痩せていったんですよ。それでもウンソンと遊ぶ姿を見ながら、エネルギーを大事にしろと、胸ぐらをつかんで話したんです。キスシーンを特別にしたくて、どうやったらいいか考えていて、ユイの胸ぐらをつかんで引き寄せてキスしてみることにしたんです。されるがままの感じがとてもかわいく見えたと思います。

―ユイの熱愛は知っていましたか? 
記事を見て知りました(笑)。撮影現場でも彼氏がいるのかなと感じたことはありました。でも本当にいるのか、誰なのかは全くわかりませんでした。

―イ・ソジンが考える「結婚契約」の結末とは? 
長く生きられずに死ぬのではないですかね。最終回で味も感じられず、前もだんだん見えなくなっていたので。


#イ・ソジンが語る俳優イ・ソジン

―他のドラマの男性主人公は大部分が20~30代だが、40代になって年齢によるプレッシャーはありませんか? 
ドラマのなかでもハン・ジフンは、20代の男性でもなく、そんなに若いキャラクターではありませんでした。年齢に合った役だったので、自分の歳に合う演技を見せればいいのではないかと思いました。だからプレッシャーは全くありませんでした。

―バラエティー番組の出演によってより一層大衆に親しみのある存在となりましたが、相変わらずニューヨーカーのイメージや冷たい都会の男のイメージも残っていますね。実際の性格はどうですか? 
実は皆さんがどうして私を冷たいと言うのかわかりません。あまり言葉で表現しないからでしょうか。だけど親しい人ほど表現をあまりしない方なんです。男は親しければ言葉もひどくなったりします。とにかく正直なので、飾ったことが嫌いです。僕がプレゼントを渡したら、僕の目の前でものすごく感動する姿を見せるのも嫌ですね(笑)。ただそれを使ってくれたらいいと思っています。

―“俳優イ・ソジン”としてどう見られたいですか? 
どうでなければという考えもなくなりました。俳優はだんだんとより一層平凡でなければならないと思っています。そうすればどのような役も合う気がします。「花よりおじいさん」を見ながら、先輩方が一生俳優として生きてこられた理由が何か考えました。実際にもものすごく平凡でいらっしゃるし、素朴な方々です。俳優だからといって他の人と生活の違いがあるのでありません。私も平凡で親近感のある俳優として長くいきたいですね。

―ことしで17年目になるが、今まで一筋にやってこられた力はどこにありますか? 
2001年に「彼女の家」というドラマに出演しましたが、その次の「チェオクの剣」に出る前まで混乱していた時期がありました。名前が知られるには知られたが、顔は誰なのかわからないという時期でした。いっそ新人の頃が楽だったと思うくらいでした。その後「チェオクの剣」に出会って、ためらうことなく俳優をしなければならないと決心がつきました。「チェオクの剣」は私にはそういう作品です。その次に「火の鳥」に出ましたが、私の記事があふれていました。映画を撮影で中国に言ったのですが、記事が本当に目立つように減りました。私はこのまま忘れられるのではないかと思いましたが、あの時思ったのは、静かにいていい演技と作品を見せることが、私の人生にはよさそうだということでした。その時から何かを見せることが重要なのではなく、後悔しない作品への出演が大事だということがわかりました。2003年に「チェオクの剣」、2013年に「花よりおじいさん」に出演し、10年に1度ずつターニングポイントを迎えました。だから2023年を期待しています…ハハハ(笑)。

―挑戦してみたい役はありますか? 
ドラマが終わってまだあまり時間が経っていないのですが、台本をくれるかな(笑)。いつも考えるキャラクターがあるのですが、ぴったりな作品はないみたいですね。両面性のあるキャラクターに挑戦してみたいです。


インタビューその2に続く

最終更新:6月18日(土)10時22分

WoW!Korea

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。