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白川城跡(白河)国史跡指定を答申 文化審 県内で48件目

福島民報 6月18日(土)10時1分配信

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は17日、馳浩文部科学相に対し、福島県白河市の白川城跡を新たに史跡に指定するよう答申した。近く官報に告示され、正式決定する。国史跡指定は県内で48件目となる。
 白川城跡は鎌倉時代から戦国時代にかけ、現在の白河市や西白河郡にあたる陸奥南部一帯を拠点に繁栄した白河結城氏の居城跡で「搦目(からめ)城跡」とも呼ばれる。平成22年度から27年度にかけて行われた白河市教委の発掘調査で、多数の平場や土塁、堀などの遺構が良好な状態で残っていることが確認された。
 白河市中心部の東南約2キロ、阿武隈川右岸の丘陵部に広がる。西側と東側に遺構群があり、時代の変化に伴い城の中心が移動したこや16世紀後半ごろに城跡全体の改修が行われたことなどが推定されている。中世陸奥南部の鎌倉武士の政治的発展や変容を知る上で、貴重な存在になっている。

■整備や活用進める
 鈴木和夫白河市長 白河結城氏の本拠城として多くの人に親しまれた白川城跡が国史跡指定の答申を受けたことは大変喜ばしい。文化財としての価値を守りながら城跡の魅力をさらに高めていくため、整備や活用を進めたい。

福島民報社

最終更新:6月18日(土)10時41分

福島民報