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世界で需要急増の紙オムツ向け素材で有望な日本企業

投信1 6/18(土) 8:05配信

紙オムツに使われている化学素材とは

紙オムツメーカーには、ユニ・チャーム <8113> 、大王製紙 <3880> など四国を基盤とする企業が多くあります。これは、四国の豊かなパルプ資源を赤ちゃんの尿を吸収する素材として商品がスタートしたのが始まりです。

その後、高吸水性樹脂(以下、SAP)が開発され、パルプの消費量を抑えた現在の紙オムツが登場することになりました。SAPには、それ自身の重さの数十倍もの尿を吸収してジェル状に固める性質があるため、SAPを吸収体として使用する紙オムツが一気に主流となったのです。

SAPは石油を原料に作られるアクリル酸と苛性ソーダから製造されます。生産には吸収率、保水率などの微妙な技術が必要とされ、これに長けた日本メーカーが世界をリードしています。

なぜ株式市場で高吸水性樹脂が注目されるのか

日本は既に少子高齢化の時代に突入しているため、赤ちゃん用紙オムツの需要は伸び悩んでいるのが現状です。しかし、今後はさらなる高齢化に伴い、大人用紙オムツの需要が劇的に増える可能性が指摘されています。

国内の生産枚数を見ると、依然として赤ちゃん用が大人用の2.1倍(2015年実績)の規模となっています。ただし、大人用製品のSAPおよびバックシート※
素材の単位当たり使用量は大赤ちゃん用の数倍もあるため、大人用オムツのSAP総使用量は赤ちゃん用と互角との見方もあります。※バックシート:紙オムツの外側表面材料

最近では訪日観光客による日本製紙オムツの“爆買い”も話題になっていますが、これは日本製の紙オムツの品質・安全性が世界的に評価されている証左であると言えるでしょう。

他方、中国での1人っ子政策の見直し、新興国(インド、東南アジア、中近東諸国等)での人口増加、さらには欧米、中国、日本などで急速に進行する高齢化による大人用オムツの需要が上乗せされる見込みです。

ちなみに、1人当たりGDPが3,000ドルを超えると紙オムツの普及が進むとの分析もあるようです。こうした状況を踏まえると、紙オムツおよび関連材料の世界市場は、少なくとも2020年まで成長し続けると言っても過言ではないでしょう。

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最終更新:6/19(日) 23:15

投信1

チャート

ユニ・チャーム8113
2401.5円、前日比-18.5円 - 12/6(火) 11:30

チャート

大王製紙3880
1228円、前日比-6円 - 12/6(火) 11:30

チャート

日本触媒4114
7050円、前日比+80円 - 12/6(火) 11:30