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友だちに悪口を言われた子どもが落ち込んでいる…そんなわが子へのフォローは?

ベネッセ 教育情報サイト 6月18日(土)10時1分配信

保護者にはささいに思える悪口でも、小学生くらいの子どもは結構気にするものです。友だちに悪口を言われた子どもが落ち込んでいたら、どのようなフォローをするのがベターでしょうか。

「そんなことくらい」と軽く返すのはNG

最も避けたいのは、「そんなことくらい」などと軽く返してしまうこと。打たれ強い子どもなら、「そうだよな。こんなことは気にする必要がないよな」と思ってくれるかもしれませんが、そう考えられない子どもなら、「お母さん(お父さん)は自分のことを真剣に考えてくれない。悩みを打ち明けてもムダだ」と考え、保護者は信頼を失ってしまうかもしれません。そうなると、今後、子どもはSOSサインを出しにくくなるでしょう。

実際、保護者から見ると、ささいに思えるケースは少なくないものです。それでも、本人が落ち込んでいるのは事実ですから、やはり軽く考えるべきではありません。まず、しっかりと話を聞いて、子どもの怒りや悲しみなどの感情に共感してあげることが大切です。

大人が介入するまでもない単発的なケースなら

悪口が単発的なもので、かつ悪質ではなかったら、大人が介入して大ごとにするのは得策ではないかもしれません。できれば、子どもどうしで解決できるようにフォローしましょう。翌日、悪口を言った子どもに対し、「そういうことを言われると傷つくよ」「これからも友だちでいたいから、もう言わないでね」などと、はっきりと気持ちを伝えるように促しましょう。わが子が落ち込む姿を見るのは何ともつらいものですが、トラブルを乗り越えて成長できることも多々あるものです。

いじめの範ちゅうに入るような悪質なケースなら

ひどく傷つくことを言われたり、止めるように言っても執ように続いたりするような場合、子どもどうしの関係性にもよりますが、いじめの範ちゅうに入ると考えてよいでしょう。
こうした場合は、大人が介入するべきです。直接学校を訪問するか、担任の先生に事情を伝えて指導してもらように伝えましょう。

その際、子どもに「先生に話すからね」と了解をとってからコンタクトをとるようにしてください。先生に話すことをいやがる場合は、「自分ではっきりと止めるように言えるのか」「止めてくれない場合はどうするか(そのときは先生に話してよいか)」などと話し合いましょう。悪口を言う子どもは、軽い気持ちでからかっているつもりのことが少なくありません。そのため、先生に叱られると止めるケースは多いですが、それでも続く場合は、先生と連携して本格的な対策を講じる必要があります。

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最終更新:6月18日(土)10時1分

ベネッセ 教育情報サイト