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日本は特別な場所、Cheap Trickのリック セッションしたい日本人はChar

MusicVoice 6月18日(土)10時1分配信

 英ロック誌「Classic Rock」が主催する、権威あるアワードのひとつ『Classic Rock Awards 2016』が11月11日に、東京・両国国技館で、アジア初開催される。同アワードは、2005年にロンドンで開催されてから今年で12回目を迎え、これまで錚々たるロック界のレジェンド達が受賞し、授賞式でパフォーマンスを披露してきた。

 そして、今年のロックの殿堂『The Rock and Roll Hall of Fame and Museum』入りを果たした、米ロックバンドのCheap Trick(チープ・トリック)が『Classic Rock Awards 2016』の第一弾出演アーティストとして発表された。

 他には、世界三大ギタリストのひとり、ジェフ・ベック、元Bon Joviのギタリストのリッチーサンボラ、故・マイケル・ジャクソンさんのラストツアーに抜擢されたギタリスト、オリアンティの4組が発表された。

 ミュージックヴォイスでは、Cheap Trickのギタリストであるリック・ニールセンの来日に合わせ、インタビューを実施。ユーモアに溢れた、巧みなトークで『Classic Rock Awards 2016』のことや、現在のロックシーンについて話を聞いた。

■ジェフ・ベック、僕は彼のファンだからね。

――まず、日本に着いてからどこかに行かれましたか。

 昨日の夜中に着いたばかりだから、まだどこにも行けてないんだよね。移動中の車の中から東京スカイツリーを眺めただけさ。あれは大きいね。ちなみにスカイツリーはどこにあるんだい?

――スカイツリーは押上というところです。11月におこなわれる『Classic Rock Awards 2016』の開催場所でもある両国国技館にも近いですよ。

 おお、両国か。今ちょうど相撲の練習をしているところだよ。練習の成果を試したいね(笑)

――『Classic Rock Awards 2016』がアジア、しかも日本で11月に初開催となりますが、世界には数多くのアワードがあります。リックさんにとって『Classic Rock Awards』は、どのような存在のショウなのでしょうか。

 そうだな。僕らのセットリストを見れば、この『Classic Rock Awards 2016』がいかに特別な存在のショウなのかが分かると思うよ。

――ということは当日まで僕らには分からないですね(笑)

 逆にどんなセットリストが良いかな? 参考にするから言ってみてよ。

――78年におこなわれた日本武道館の再演なんてどうですか。

 それは非常に簡単な注文だ。OK! それでいこう(笑)

――『Classic Rock Awards 2016』では、出演者の方たちとのセッションもあります。まだ、第1弾アーティスト(ジェフベック、リッチー・サンボラ、オリアンティ)しか発表されていません。特にセッションをしてみたい人はいますか。

 全員とセッションしたいくらいだけど、特にだったらジェフ・ベックだな。1968年来の親友なんだよ。そういえば、この前、Pearl Jam(パールジャム)とニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでセッションしたよ。

――ジェフベックさんとは昔から良くセッションやジャムをされていたのでしょうか。

 いや、僕は彼のファンだからね、セッションとかはやらないよ(笑)。『Classic Rock Awards』でセッションできたら嬉しいね。
 
――では、日本人ギタリストでは気になっている人はいますか。

 日本人だったら、Charと一緒にやってみたいな。スゴくいいね彼は。最近よく彼の音楽を聴いているんだよ。ギターの技術もすごいしね。でも、Creamとかのカバー曲より、もっとCharの曲を聴きたいな。機会があれば是非セッションしてみたいよ。

■日本は僕らにとって特別な場所

――『Classic Rock Awards 2016』に出演するに当たって、楽しみにしていることはありますか。

 たくさん賞をもらえることを楽しみにしているよ。その為に『Classic Rock Awards 2016』に出演するんだからね(笑)

――以前『Classic Rock Awards』のClassic Album部門で「Live At Budokan」が賞を獲っていますよね。日本公演でのライブアルバムが受賞されて僕らも嬉しいです。

 2010年のロンドンで開催された時だね。日本でもぜひ何か賞が欲しいな。

――リックさんにとって、やはり日本は特別な国ですか。

 日本とニールセンは頭文字と最後が“N”で一緒だからね。親近感をものすごく感じるね(笑)。その“N”を利用して映像やグラフィックを作りたいね。それに、日本は僕らチープ・トリックにとって、ここから始まったと言っても過言ではない特別な場所なんだよ。だから、今日のインタビューも緊張しているよ(笑)。

――それは光栄です!『Classic Rock Awards』にはレジェンドと呼ばれるアーティストがたくさん出演されます。今年、ロックの殿堂入りも果たしたリックさんもレジェンドと呼ばれていますが、そのように呼ばれることについてはどう思いますか。

 アメリカでは、現役を退いたスポーツ選手とかをレジェンドと呼ぶことがあるから、「俺も歳をとったな」という感じだよ(笑)。もちろん、自分も音楽、ロックファンのひとりだし、レジェンドと呼ばれる人たちは、自分にとっても大きな存在だから、そういう風に呼ばれることはものすごく光栄なことだと思っているよ。

――親友のジェフ・ベックさんとはレジェンドと呼ばれることについてお話しすることはあるのでしょうか。

 面白いことを聞くね。レジェンドとかは話さないよ(笑)。当たり前のことかもしれないけど、自分たちではレジェンドだとは全然思っていないからね。

 ※ここでリック・ニールセンが、スマートフォンに入っている戦友とも言えるべきミュージシャンとの写真を記者に見せた。ジェフベック、ジミー・ペイジ、スティービー・レイ・ヴォーン、バディ・ガイなど、まさにレジェンドと呼ばれる人達との貴重な写真の数々。リックは「オールレジェンド!」とユーモアを交え彼らと演奏している時の写真の説明もした。

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最終更新:6月18日(土)10時1分

MusicVoice

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。