ここから本文です

加熱するラーメン戦争 リベルダーデ区で丸海グループ「Momo」が乱入

ニッケイ新聞 6月18日(土)1時34分配信

研究2年、自家製麺で勝負

 目下大ブームのサンパウロ市ラーメン業界で、新たな店舗が営業を始めた。麺専門店をうたい文句にしたラーメンハウス「モモ」が16日、リベルダーデ区エストゥダンテ街34番にオープン。現地食材で日本のラーメンを再現したほか、うどんも提供している。
 過去、近隣にある「ラーメン和」の立ち上げメンバーとして開発に携わった今川雄二さん(62、北海道)と大滝智生さん(47、新潟)が、2年以上前から研究を重ねた。食材は現地産にこだわり、しょうゆ、塩、味噌などを用意。限りなく日本の味に近づけた。

 単品に餃子やから揚げほか、うどんもメニューに。スープはもちろん、ラーメン、うどんも独自の配合でコシのある麺を完成させた。大滝さんに言わせれば、「輸入品は乾燥メンマなどごく一部。あとの日本製といえば人間くらいです」と白い歯を見せた。
 お勧めはピリ辛の赤味噌、坦々麺という。今川さんは「皆さんにぜひ食べてほしい。どれも自慢の出来栄えです」と呼びかけた。3フロア全150席という大規模店。一杯27レアルからという価格から多数の来客が期待される。
 同店は丸海グループ(郭ジョニー代表取締役)による出店。聖市生まれの台湾系、郭さんも「リベルダーデでのラーメン店開業は夢の一つだった。日本の味を再現したブラジル一のラーメンです」と自信を見せている。
 営業時間は午前11時~午後3時、同6~10時。問い合わせは同店(11・3207・5626)まで。

関連コラム 大耳小耳

 東洋街にオープンしたラーメンハウス「モモ」のメニューでは、ラーメン、うどんに加え、そばも開発中。夏にはざるうどんも始めるとか。オープン前夜の15日には東洋街の商業関係者を招いた試食会が開かれ、「ラーメンあすか」の伊藤武オーナーも来店、「時間をかけて開発しただけに完成度は高い」とうならせた。さらに「業界の盛り上がりになる」とライバル店の登場を歓迎する貫禄のコメントを発した。
     ◎
 ちなみに同店の名前の由来は「ラーメンの生みの親、モモフクさんから」(郭ジョニー社長談)。台湾出身の実業家で、チキンラーメン(1958年発売)とカップヌードル(1971年同)を開発した安藤百福さんのことだ。インスタントラーメン産業の創始者とされる同氏。ラーメン・モモも目指すは麺専門店の先駆者だ。

最終更新:6月18日(土)1時34分

ニッケイ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。