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【MLB】イチロー代理人、3000安打も「通過するだけの数字」 現役「あと10年かも」

Full-Count 6月18日(土)7時10分配信

ボッグス代理人が見るイチローの金字塔と今後

 マーリンズ・イチロー外野手の代理人を務めるジョン・ボッグス氏が、同選手の日米通算による金字塔を称える一方、目前に迫るメジャー3000安打も通過点に過ぎないと語った。

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 ボッグス氏はイチローがヤンキースをFAとなった2014年オフに代理人となり、マーリンズとの契約を手掛けた。スタントン、イエリッチ、オズナという優秀な外野手が揃う中、4番手の位置づけだったが、その際、同氏は「マーリンズが彼に対して示した興味というものが、他の球団よりも際立っていた。そこが彼が納得した部分だ」と説明し、「チームも彼が達成しようとするゴールを理解している」と話していた。

 その1年目。イチローは正外野手の不調や負傷などにより153試合に出場したが、打率はキャリアワーストの.229と苦しんだ。しかし迎えた今季は限られた出番の中で存在感を発揮。4月は打率.333、5月も打率.316と好調を維持すると、6月はここまで打率.410。シーズンを通じても打率.349、出塁率.410と好成績を収めている。

 この期間、次々と金字塔を打ち立て、メジャー通算500盗塁、日米通算で4257安打(NPB1278本、MLB2979本)にも到達し、ピート・ローズの持つメジャー最多4256安打を超えた。さらに史上30人目となる3000安打にも残り21本にまで迫っている。

 そんな42歳の躍進をボッグス氏はどう見ているのか。

3000安打も「野球をプレーすることの一部にすぎない」、将来的な監督は…

 同氏は日米合算による最多安打更新について「彼はとてつもない数の安打を生み出してきた。そのことについて、何か言われるべきではない。この安打はプロレベルで生まれたのだから。私たちは彼の功績を素直に祝福するべきだ。そしてここアメリカでこの短期間で3000安打を達成したという事実だけでも、信じられない功績。彼は安打を積み重ね続ける」と称賛。一方で「彼はこの後、3000本という記録を(自分のキャリアに)加えるだけ。3000本という数字は素晴らしい節目(マイルストーン)だが、それを達成したからといって、彼がプレーをやめるわけではない。その数字は野球をプレーすることの一部にすぎない。もちろん素晴らしい数字だが、それは彼が通過していくだけの数字だ」と、金字塔はゴールではないことを強調した。

 ではイチローはいつまでユニホームを着続けるのか。

「私の予想はいらないだろうが、彼がプレーしたい限りだ。10年かもしれないし、それは誰にも分からない。彼はそれができるだけの状態にある」

 そう話したボッグス氏は将来的に監督になる可能性を問われると、「彼が一番愛しているのは、プレーすることだ。彼がプレーを終えた時、その時に決断をすればいい。でも、私は彼が監督をするよりもプレーし続ける姿を見たい。なので、『現役で』と言っておこう」と答えた。

“50歳まで現役”を視野に入れるイチロー。同氏も「もちろんサポートする」と話す。今もなお強烈な輝きを放つ42歳の視線は、3000安打の遥か先を見据えている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6月18日(土)9時14分

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