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改良続く渋谷駅、その現在と未来とは 天井に川が流れる地下広場も

乗りものニュース 6月18日(土)15時47分配信

高低差の激しい渋谷駅、地下に「重要な空間」が

 東急東横線の渋谷駅が2013年3月、地上から地下に移転しました。それから3年たった現在でも、渋谷駅周辺では工事が続いています。

 2016年6月16日(木)、東急電鉄が渋谷駅で行っている地下工事の様子を報道陣へ公開しました。いま、実施されている工事は大きく分けてみっつ。「鉄道」「ビル」「基盤整備」です。今回はこのうちのふたつ、「鉄道」と「基盤整備」について見学ができました。

「鉄道」は、言葉どおり鉄道に関する施設の工事です。東横線および東京メトロ副都心線の駅部分は完成していますが、周囲の施設や地上とを結ぶ通路などは現在も工事の真っ最中。さらに地上へ目を移すと、東京メトロ銀座線、JR埼京線と湘南新宿ラインのホーム移設も計画されています。

 東急電鉄では、東横線、副都心線の駅とそれらをつなぐ動線を改善するため、東口の地下2階に延べ床面積およそ1600平方メートルの「東口地下広場」を建設中。ここは高い階層にあるJR線と銀座線、京王井の頭線の駅と、地下にある東急田園都市線、東横線、東京メトロ半蔵門線、副都心線の駅とをつなぐ“重要な空間”になるといいます。

 東口地下広場の構造上の特徴は、広場の上(地下1階の高さ)に渋谷川が流れていることです。流路はコンクリートで四方を囲われているため、地上からも広場(下)からも流れを見ることはできませんが、将来、広場が完成したときに、その天井の形状から渋谷川の位置を推測することができるかもしれません。


 東口地下広場は、直上の東口駅前広場や、地上47階で高さおよそ230mの高層ビル「渋谷駅街区東棟」などとともに、2019年度ごろに完成する予定です。

「渋谷」という地名が意味するもの、それに対応する施設を地下に

 渋谷駅のまわりでは、街を支える「基盤整備」に関する工事も進行中です。今回公開されたのは「雨水貯留槽」。ゲリラ豪雨による浸水対策として、約4000t(25mプールおよそ7杯分)の雨水を一時的に貯水できる施設です。

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最終更新:6月18日(土)23時33分

乗りものニュース