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交流戦首位打者は「一流打者」への登竜門 今年は誰が獲得する?

Full-Count 6月18日(土)21時59分配信

交流戦首位打者とその後の躍進

 6月17日の試合終了段階で、日本生命セ・パ交流戦の勝敗成績はパ・リーグの52勝41敗1分け。交流戦が開始された2005年から現在まで(6月17日まで)の交流戦通算成績も「パ」が917勝815敗54分けと貯金100の大台を突破し、まさに「実力のパ」という事実を存分に見せ付ける形となっている。また選手個々でも、北海道日本ハム・大谷翔平選手が163キロを幾度も記録するなど、「パ」の個性豊か、かつ高い実力を「セ」相手に知らしめた。

【動画】交流戦で大ブレイク中! 活躍光るソフトバンク・城所

 交流戦は18試合という短い期間のため、「交流戦MVP」を除いて投打のタイトル表彰は設定されていない。しかしながら、対戦相手、開催球場など、いつもとは大きく異なる環境で結果を残した選手たちは、評価されるべきと言えるだろう。そんな「非公式」ながら「交流戦首位打者」に輝いた選手が、その後のシーズン全体でも打撃部門で確かな結果を残していることをご存じだろうか。

○直近5年の交流戦首位打者一覧

【2011年】オリックス・坂口智隆 打率.412(102打数42安打)
【2012年】千葉ロッテ・角中勝也 打率.349(98打数30安打)
【2013年】福岡ソフトバンク・長谷川勇也 打率.418(98打数41安打)
【2014年】東京ヤクルト・山田哲人 打率.378(98打数37安打)
【2015年】埼玉西武・秋山翔吾 打率.432(84打数32安打)

交流戦首位打者のその後の活躍は…

 2011年の坂口は前年も打率3割を超えており、すでに好打者としての地位を確立していたが、2012年以降は、まさにその後の「ブレイク確定」の印となっている。

 その2012年はそれまで一度も規定打席に到達したことのなかったロッテ・角中選手が、自身初タイトルとなる首位打者を獲得し、ベストナインにも選出された。

 2013年はソフトバンク・長谷川がこちらも自身初タイトルとなる首位打者、最多安打、ベストナインをそれぞれ獲得。そして2014年はヤクルト・山田が日本人右打者史上最多のシーズン193安打。最多安打を獲得し、翌年にはトリプルスリーを達成。昨年の西武・秋山はNPB史上最多のシーズン216安打の快挙。ゴールデングラブ賞、ベストナインにも選出される大活躍でシーズンを終えた。

 このように、交流戦で首位打者を獲得すれば、ここ数年の結果からレギュラーシーズン再開後の活躍が保証されたようなものであり、その後はシーズンのタイトル争いにも期待が掛かるという傾向にある。

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最終更新:6月18日(土)22時13分

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