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稲葉友、キスマイ藤ヶ谷と窪田正孝から“主演”のあり方学ぶ「影響を受けてます」

クランクイン! 6/18(土) 6:20配信

 今年に入って、ひっきりなしに話題作への出演が相次ぐ稲葉友。現在は、映画『MARS~ただ、君を愛してる~』で今時の若者を、初主演ドラマ『ひぐらしのなく頃に』では好奇心旺盛な熱血漢を、さらにドラマ『HiGH&LOW』においては美しく凶暴なオカマを、それぞれ好演している。乗りに乗っている若手俳優かと思いきや、当の本人は浮き足立つような様子を一切見せず、どちらかというと現状に満足しない、胸に秘めた野心を赤裸々にぶつけてくれた。

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 惣領冬実が男女の奇妙な三角関係の形を創り出した少女漫画『MARS』は、その切なさと中毒性で累計発行部数500万部を突破している人気作品。映像化としてドラマ版、そして映画化へと進化を遂げたのが『MARS~ただ、君を愛してる~』だ。主人公・樫野零を支え励ます親友の木田達也役で稲葉は出演し、本人曰く「作品でのホットスポット的な立ち位置」として輝いている。

 一方、過激なホラー演出と描写で、放送当初から話題を呼んでいる作品『ひぐらしのなく頃に』では、NGT48のメンバー4名とともに堂々とした主演を務めている。稲葉は「映像で主演は始めてでした。自分が主演でないときは『へ~、主演ってすごいね』って見てたんですけど、いざやると、僕の場合、周りの人が支えて僕を主演にしてくれるというか。人に恵まれて生きてきているので、運がいいなあって思います」と、周りへの感謝を忘れない。

 主演に際して、影響を受けた人物を聞けば「いっぱいいます」と、先輩役者へと思いを巡らせた。ただ、やはり思い返すのは、そばで見てきた『MARS~ただ、君を愛してる~』の現場のこと。藤ヶ谷太輔(Kis‐My‐Ft2)と窪田正孝のW主演という二人の立ち位置で、学ぶことが多かったと口にする。

 「主演としての在り方がすごく違っているんです。藤ヶ谷くんは心配りがあって、敏感な方。かつ空間を支配できるし、空気を作れるし、変えられるんです。対する窪田くんは、吸引力がすごくて。全部自分に引きずり込むというか、窪田くんがいることによって、周りが自然と動いていくようになる。自分が主演をやるようになって『こういうとき、二人はこういうふうに現場にいたな』と思い返しながらいる部分が正直あるかもしれないです。本当に二人の居方は影響を受けています」。


 インタビューをしていると、視野が広く冷静に自己分析をし、周りへの配慮も忘れない稲葉の姿がどんどん浮彫になっていき、ふと「全然フワフワしていないのか」と話をふってみた。すると、これまでの真面目な顔を崩し、大きな笑みを広げ、「いや、フワフワですよ(笑)。浮かれてますよ(笑)。フワフワしてるなって思うから、地に足着きたいと思って、いっぱい考えるというか」と、この日一番の23歳の若者らしい屈託のない笑顔を見せた。

 そして、役者たるもの、当然、野心も持っている。「僕は求められていたいというか、稲葉友がいいと、必要とされていたいんです。それぞれ皆『この役を誰々にやってほしい』『誰々で見たい』というのがあると思うんですけど、そう思われる俳優になりたいなあと思います」と、稲葉は語る。求められる俳優として、さらに活躍する稲葉の姿が目に浮かぶようだ。(取材・文・写真:赤山恭子)

 映画『MARS~ただ、君を愛してる~』は6月18日より全国ロードショー、ドラマ『ひぐらしのなく頃に』はBSスカパー!で毎週金曜日21時に放送中。

最終更新:6/18(土) 6:20

クランクイン!