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ブルーベリー栽培拡大 能登、4月から申し込み800本

北國新聞社 6月18日(土)3時20分配信

 能登町で特産のブルーベリーの栽培が広がっている。町が今年度、植栽費の助成を拡充したことに加え、町ブルーベリー普及センターの新技術で初期投資が抑えられ、社会福祉法人の参入が続いたためだ。センターには4月から2カ月間で約800本の苗木提供の申し込みがあった。

 町によると、ブルーベリーの栽培は約30年前、旧柳田村(現能登町)で水田の転作作物として始まり、現在は町内で約90軒の農家が約1万3千本を栽培している。年間出荷量は約25トンで北陸最大の産地という。

 町が福祉施設に栽培を呼び掛けたところ、今年に入って同町瑞穂でグループホーム「なかよし」を運営する礎会と、同町立壁で障害者支援施設「日本海倶楽部」を運営する佛子園(白山市)が、それぞれ施設周辺で栽培することが決まった。

 個人農家も栽培本数を増やしたり、栽培に乗り出したりする動きが広がっており、町が今年度当初予算で用意した植栽費助成制度に申し込みが続いている。

 一方、町ブルーベリー普及センターは昨年、苗木を効率的に植える技術を開発した。従来は地面全体に木材チップを敷き詰めて植栽しているが、プラスチック製のシートで地面を円形に囲むことで、チップの使用量を約4分の1に抑えることができるようになった。

北國新聞社

最終更新:6月18日(土)3時20分

北國新聞社