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『TACOMA』ARの記録から事件の謎を読み解く 『Gone Home』の流れを汲む意欲作【E3 2016】

ファミ通.com 6月19日(日)18時2分配信

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●注目のID@Xboxタイトル
 2016年6月14日~16日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2016。マイクロソフトブースでは、ID@Xboxタイトル『TACOMA』のセッションが行われた。

 数多あるID@Xboxタイトルの中から、世界中のプレスを対象としたプレゼン枠に選ばれるだけでも、同作に対する期待値の高さがうかがえるが、それもそのはず、この『TACOMA』 は、インディーゲームとして高い評価を得た『Gone Home』を開発したThe Fullbright Companyによる最新作なのだ。『Gone Home』は、誰もいなくなってしまった家を探索して、家族が消えてしまった謎を探る……というアドベンチャーだったのだが、『TACOMA』は、まさにその流れを汲んだ1作だ。


 主人公のエイミー・フェリエは、“TACOMA”と名付けられた宇宙ステーションで起きた事故の調査を行うべく、単身TACOMAに乗り込んでいくことになる。もともとTACOMAには、6名のクルーがいて、共同生活を行っていた。6名のクルーをサポートしていたのが、人工知能の“オーディン”。ところがとある事件の影響でクルーはTACOMAを脱出。人工知能の回収が、エイミーの目的となる。

 キモとなるのは、TACOMAの内部はAR(拡張現実)が充実していること。クルーの行動はすべて“オーディン”によってARとして記録されており、クルーたちもARを活用したパネルで活動記録やほかのクルーとの連絡を行っていた。エイミーは、事故直前のTACOMAからクルーの様子を写しだしたAR記録を閲覧できるのだが、事故によって一部の記録が欠落した状態になっている。エイミーはいろいろな角度からARの活動記録をとおして事件を検証することで、謎を解き明かしていくことになる。ひとつの事件を多元的な角度から見ていくことで、1本のストーリーが紡がれるのだ。なお、本作は『Gone Home』同様に3~5時間ほどのプレイ時間を想定しているという。

 本作は、Xbox OneとPC先行で、2017年春にリリース予定。ID@Xboxに、また気になるタイトルが出てきた。

最終更新:6月19日(日)18時2分

ファミ通.com